ネットリーク写真で米国のセレブが大迷惑

2014年09月03日 12:12

いわゆる「三鷹ストーカー事件」で話題になった「リベンジポルノ」なんだが、交際相手などとのセックスシーンを撮影した動画などを嫌がらせのためにSNSなどのネット上や社会へ広くへバラまくという、言うまでもなく卑劣な行為です。これ、撮影時点で被写体側が了解していれば、原則、名誉毀損などの軽微な罰則しか適用されません。現状、野放し。一方、米国カリフォルニア州では、合意の上の撮影データでもネット上などへの公開前に被写体の了承を得なければならない、という法律ができています。


一方、ネット上への嫌がらせで今話題なのが、米国の有名人の写真流出事件です。この騒動、映画『ハンガー・ゲーム』(2012年)の主演女優で映画『世界にひとつのプレイブック(Silver Linings Playbook)』(2012年)でアカデミー主演女優賞を取ったジェニファー・ローレンスのセクシーな写真が、米国の写真投稿サイト「4archive」上でリークされたことが発端になっている。ネット上では、まず「彼女のヌード写真をクリックすることであなたは彼女を虐待している」という警告記事が出て、それが逆に火に油を注いで拡散したようです。

ローレンスの写真はコラージュではなく本物らしいんだが、彼女以外にも男女問わず多くのセレブリティのプライベート写真が出ています。「the guardian」の記事によると、すでに「4archive」上の写真は削除されているものの、すでに大量のコピーが出回っているらしい。プライベート写真をリークされたセレブリティの中には、アイコラだと否定する人、ずいぶん前に削除した写真なのに不気味だと怖がる人、なぜか謝る人など様々。米国の有名人は戦々恐々といったところでしょうか。

ハッカーたちは、有名人ばかり狙い、彼らの個人クラウドなどに保存されているファイルを漁っているようです。特にiPhoneなどで撮った写真が、iCloudへ自動的にアップされるアップル社のサービスがターゲットの中心らしい。アップル社はこれについてまだ正式なコメントを出していません。もちろん、これは日米問わず立派な犯罪です。

2008年には香港の有名男優が破棄したパソコンからデータが復元され、相手である複数の有名女優などとのセックス動画が流出して話題になりました。表題の記事では、有名人のプライベート写真の流出は今に始まったことではない、と書いている。リベンジポルノと同様、女性は特に気をつけたほうがいい。そのファイルが、相手のスマホなど自分が管理できない場所に記録されている場合は言わずもがな。プライベートの性的な写真や動画の撮影に安易に同意するのはとても危険です。

いずれにせよ、ネットを安全に利用するためのリテラシーの一つがパスワードの管理です。あなたがセレブじゃないとしても、パスワードはわかりにくく複雑にし、共通の組み合わせは使わないなど、これからはとりわけセキュア強化の感覚が重要です。

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プライベート写真を流出されたジェニファー・ローレンス。「Jennifer Lawrence on the red carpet at the 83rd Academy Awards」ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)より。

AlterNet
Why the Naked Celebrity Photo Leak of 2014 Is Just the Beginning


Halliburton pays $1.1 bn for Gulf of Mexico BP spill
PHYS.ORG
2010年4月に、北米メキシコ湾にあるBP社の石油掘削施設で天然ガスの爆発事故が起きました。これにより海中の掘削パイプが破損し、そこから大量の原油が環境中へ流出。破損を修復し、流出を止めるまでの原油の流出量は約78万キロリットル(490万バレル)と言われています。事故を起こしたBP社は、2012年11月に米国政府との間で和解し、45億ドル(当時の日本円換算で3650億円)を支払っています。この記事では、まだ訴訟中だった米国の石油開発サービス会社ハリバートン社が和解を受け入れ、11億ドル(1157億円)で手を打った、と書いている。この事故でハリバートン社は工事を請け負っていたんだが、事故を隠蔽しようとしたりして2013年に罰金を支払っています。同社はさらに2億ドルの経費などを計上し、被害者への補填に当てる用意があるそうです。

Eighty Years Of Fergusons
BuzzFeeD
黒人暴動で揺れる米国ミズーリ州ファーガソンなんだが、これは米国における過去80年の黒人差別の歴史を振り返ったフィードです。1960年代の黒人公民権運動は、世界的な反体制運動と連動して燃え広がりました。ファーガソンの暴動自体は次第に収束しつつあるらしい。しかし、差別構造はいまだに続いているようです。

Japanese teenage girl rocks her way to air guitar world champion
The Telegraph
フィンランドで開かれていた「エアギター世界選手権」で日本から出場した19歳の女性が優勝した、という記事です。この選手権、日本ではあまり知られていないわりに、すでに19回も開催されている人気の世界大会のようです。やってる本人は楽しそうなんだが、観る側はいったい何がおもしろいのか、ちょっと疑問。とにかく、優勝したのは、名倉七海さん。タレントだそうで、英語では「Seven Seas」と書かれています。

Japan’s ‘Seven Seas’ crowned Air Guitar World Champion

Scientists grow fully-functioning organ inside a mouse from scratch
gizmag
英国エディンバラ大学の研究者らが、マウスを使った「人工胸腺」の作成に挑んでいる、という記事です。胸腺という臓器は、免疫系で重要な働きをしているんだが、リンパ球の一種である「T細胞」を作り出します。T細胞の「T」は「Thymus」つまり胸腺のこと。実験用マウスから人工的に作り出した胸腺からT細胞を生成する、というわけです。

「Lab grown thymus」Medical Research Council


アゴラ編集部:石田 雅彦


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