コンビニ業界はどうなるか

2014年09月24日 20:05

コンビニの「客離れ」が激しい、と話題です。日本フランチャイズチェーン協会が発表した2014年8月の調査によると、全国既存店の売上高は前年同月比2.4%減で、前月同月比でのマイナスは今年の4月から5カ月連続になります。報道によれば「コンビニ大手5社の既存店売上高を前年同月比で見ると、セブン―イレブン・ジャパンだけが伸び、0.8%増で25カ月連続プラスとな」り、それ以外のローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップでマイナスが続いているらしい。


やはり、この業界でも4月の消費税増税が売上げ減に大きく影響しているのは確実です。日本フランチャイズチェーン協会は、ご多分に漏れず天候の影響を指摘しているんだが、増税が庶民のフトコロを直撃しているのは明らかでしょう。

一方、このところ、コンビニのフランチャイズオーナーの過酷な労働環境が各方面から指摘され始めているんだが、大阪府のファミマで起きた「土下座事件」やその余波で明らかになった本部の「コンプライアンス違反」などに象徴されるように、コンビニ業界を取り巻く状況はかなり厳しくなっているようです。すでに市場は開拓されつくされ、各チェーンの店舗数は需要をまかなってあまりある。

以前ほどコンビニの売上げも上がらず、スーパーなどと競争するために商品の値引きをしようとしても本部から止められ、一方で廃棄商品のコストがオーナーの負担となるなど、オーナー側の不満も大きいようです。そのため、本部とオーナーとがロイヤリティの配分をめぐって対立するようにもなっているんでしょう。

表題のブログでは、セブンイレブンだけが売上げを伸ばしている背景を分析しています。店舗数が最大で多種多様なオリジナルブランドが魅力というだけではなく、コンビニユーザー層のニーズを的確に先取りし、かゆいところに手が届く商品構成がセブンイレブンだけ売上げ増の理由、というのが表題ブログの分析。このため、同一地域に他社コンビニがあっても同チェーンだけが勝てる、というわけです。

全国津々浦々にあるコンビニは、各チェーン間の長い競争を経て、利益の出ない地域では淘汰され、自然に需要に応じた店舗数に落ち着きながらニッチなバランスをとって住み分けしてきました。しかし、デフレや増税で次第に購買力が落ちている現在、さらなる競争が激化しつつある。

なぜセブンイレブンだけが好調なのか、と言えば、大手5社もあるコンビニで過当競争が起きていることも大きいでしょう。このままだと合従連衡、苛烈な淘汰の起きる可能性がある。セブンイレブンにしても他チェーンに勝つため、オーナーにかなりの無理を強い、その結果としての「セブンイレブンの一人勝ち」なのかもしれません。

言いたくないけど、僕が青二才です
なぜコンビニ全体の客足が離れてもセブンイレブンは勝ち抜くのか?


Kissinger Is Right: ‘Asia’ Is a Western Construct
THE DIPLOMAT
大陸としてのユーラシアは、欧州や中東、さらにアジア諸地域を含む広大なものなんだが、いったいどこからヨーロッパでどこからアジアなのか、長く議論されてきました。とりわけ古代から中世にかけてイスラム世界が間に位置することでヨーロッパとアジアが分断され続けてきた。ヨーロッパが大航海時代を迎えた背景には、イスラム圏を船で大きく迂回しなければならなかった、という事情があります。なんだかんだ言っても欧米は、白人種が形成した国や地域であり、植民地支配や間接的な経済支配を通じ、アジアを含めたアフリカや中東、南米などを支配してきた。この支配の課程で、諸地域が一つにまとまることを妨害し、欧米への対抗勢力にならないように知恵を絞ってきたわけです。こうした文脈で捕らえると、現在の分断的なアジアや中東、アフリカといった地域の諸国間の関係もある程度、理解できるのかもしれません。

Israeli Military Shoots Down Syrian Aircraft
BUSINESS INSIDER
ゴラン高原へ侵入しようとしたシリア空軍機が、イスラエルに撃墜され、二人のパイロットが射出機で脱出し、パラシュート降下した、という記事です。シリアのスホイ24戦闘機がイスラエルのパトリオットミサイルに撃ち落とされたらしい。イスラエルがシリアの軍用機を撃墜したのは25年ぶりらしい。どうも、いわゆる「イスラム国」への米軍の攻撃が、シリアとイスラエル国境付近に緊張をもたらしているようです。

男性がイライラする女性のわがまま行動トップ5
modelpress
これって、何かに似てますね。こんなことを書くと叱られちゃうんだが、女性のわがまま行動って、どこか韓国に似ている。5位「言うことを聞いてもらえるまで文句」4位「無謀なお願い」3位「女性の権利を主張」2位「楽しもうとしない」1位「わけも分からず不機嫌になり、無言を貫く」……。まあ最後だけちょっと違うか。いずれにせよ、ジッと我慢しなきゃ連中とはつきあえません。

全自動運転が実現するとこんな世界になると話題に
GIZMODOジャパン
サーカスみたいです。けっこう訓練したのか。それとも動画合成なのか。本物ならアクロバティック。歩行者とかアブナイです。しかし、ちょっと交差点Wi-Fiでもハックされたら途端に事故続発、死傷者多数、ということになる。そうならない方策ができないと不可能でしょう。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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