「若者のパソコン離れ」が意味すること

2014年10月15日 19:44

パソコン、という「道具」は何かを「作る」ための装置なわけです。そもそも「消費」するための道具ではなかった。その後、インターネット、というインターフェースが登場し、この上で商売をしてパソコンを操作する人々を相手にするビジネスが生まれた。しかし、そうなっても基本的にパソコンが「作る」ための装置であることには変わりありませんでした。


しかし、スマホやタブレットなどの携帯端末が登場すると様相が違ってきます。これらの端末で何かを「作る」ことは難しい。ただ「消費」するだけです。むしろ、ネットを使って大衆に消費させるためのツールとして作られ、何かを「作る」ための機能をなくしたのが携帯電話やらスマホだったりする。大衆は何かを「作る」存在ではなく、せっせと稼いだ金を使う存在でしかない、というわけです。

パソコンを有効に使うことができれば、大衆に金を使わせることもできるんだが、大衆は何かを「作る」ことが苦手だし面倒がるので、しょせんはやはり「消費者」でしかありません。しかし、若者がパソコンを使わなくなり、インターネットではなくスマホ経由で「消費」する存在になりつつある、というのは問題でしょう。何かを「作る」可能性のある若い世代がスポイルされれば、新たに何かが生まれることが少なくなっていくのかもしれません。

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ジャストシステムのセルフ型ネットリサーチモバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 (2014年9月度)より。

INTERNET Watch
“若者のパソコン離れ”が急加速? 利用時間が1年で約3分の2に減少


World’s Richest 1% Owns Nearly Half of Global Wealth and Are Getting Richer Annually
INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
この世界では最も豊かな1%の富裕層が、全世界の富の約半分を手にし、それは年ごとに増えている、という記事です。これらの人々は、たとえば、ドナルド・トランプ氏、ウォーレン・バフェット氏、ビル・ゲイツ氏、といったお金持ち。彼らの資産はリーマンショックで減るかと思われたんだが、逆に増えているらしい。また、新興国に富裕層が出現しているものの、やはり世界の富は依然として米国に集中している、とも書いています。

国交省、航空機検査官を募集 MRJやA350審査体制強化へ
Aviatiion Wire
航空機を検査する国土交通省航空局(JCAB)は、約50名の検査官がいるそうなんだが、新たに10人弱を募集する、という記事です。三菱が開発した国産初のジェット旅客機MRJの審査や日本航空などが導入予定のエアバスA350、地域航空各社が購入したATR42という小型機といった検査が増えてきたせいらしい。安全運行に欠かせない人員というわけで、空の業界もドタバタしてきたようです。

Mexico violence flares as fury grows over fate of missing students
the guardian
メキシコの治安の悪さは相変わらずのようで、最近も南部で麻薬カルテルに43人の若者たちが拉致され、行方不明になっています。この事件に限らず、こうした犯罪組織と地元の警察の間に癒着疑惑があるようで、それに怒り苛立った教師や学生たちが、地元警察署へデモをかけ、放火したらしい。米国国務省は、メキシコのアカプルコなどのリゾートや南部、北西部の国境地帯への旅行を取りやめるよう警告しています。

GO-Biz and Japanese Government Agree to Feasibility Study for an Electric Vehicle Pilot Project in California
NEDO
経産省の所管法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と米国カリフォルニア州の進めるEV(電気自動車)普及機関「GO-Biz」が、同州北部の都市圏でのEV行動範囲拡大実証事業の実証全調査を合同で行うことで合意した、というリリースです。カリフォルニア州ではEVの普及が進んでいるんだが、この実証事業により、さらに進化発展することが期待されている、とのことです。
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カリフォルニア州のシンボルであるアメリカ灰色熊が描かれたGO-Bizのホームページ。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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