青木大和の焦りなどについて --- 宇佐美 典也

2014年11月26日 09:43

青木大和が壮絶にやらかして、炎上している。

彼は慶応大学生なのだが、自分のことを小4と偽って解散の意義を問うサイトを作成するもそれがあっという間にバレて批難される、という次第で、こうした行動が当然の如くネットで批難の対象となり、ついには安倍総理のFBアカウントまでがそれに参戦したようだ。そしてまたそれが「一国の首相が大学生のイタズラについて言及するなど非常識」などというカウンターの批判も呼ぶことになり結構な騒ぎになっている。それに関して「未熟だ」とか「これだからAO入試は困る」(青木大和はAO入試での慶応入学組)だとか「プロ若者だ」とかいった批評するのは他の方々に任せるとして、私は彼の友人としての立場で感じることを書き残しておこうと思う。

大和と僕はつい一ヶ月前まで同じシェアハウスで一つ屋根の下で住んでいた。

よく一緒にウイニングイレブンで遊んだし、他にも筧美和子のグラビアを一緒に見て「このおっぱいは反則だろ~」などと空騒ぎしたり、オススめのマンガを紹介し合ったり、近所に飲みに行ったりしていた仲だ。時には進路の相談なんかも受けることもあったけれど、そういう時は「お前は行動力があるし20歳の頃のオレよりずっと優秀だと思うけれど、生き急ぎすぎる傾向があるからそれは気をつけた方が良いと思う。経験が浅いんだから、あんまり功を焦るな。」というようなことを言っていた。

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ただ特に香港でジョシュア・ウォン氏(↑リンク参照)の演説を間近で見てからは、焦りが募って我慢が効かなくなっている様子が見えたので、そういう意味じゃ今回の件は「バカだな~」と思うとともに、「大和ならこういうことやってもおかしくないな~、焦ってしまったんだな~」と感じる次第だ。

そうした若気の至りで色んな人に迷惑をかけてしまったのは間違いないことだし愚かしいと思うけれど、「彼の人生にとってはこういう試練を乗り越える経験も必要なんだろうな~」と同時に思う。失敗をしない若者なんていないし、功名心に焦って痛い目を見るのはよくある話だ。(もちろん自分も含めて)

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なお青木大和が「なぜ政治活動に取り組むようになったのか」ということについては昔彼と議論した動画が残っているのでご参考までリンクを張っておく。彼には「アメリカに留学して日米の学生の政治に関する意識の差に愕然とした」という原体験がある。端的に言えば日本にいる時は「政治に語ることはダサい」と考えていたのに、アメリカに行ったら逆に「お前政治も語れないのか、大丈夫か?」というような扱いをされて、そういうアメリカ人の姿勢がアメリカの国力に繋がっていると考えるようになったみたいだ。

それはそれで正しい問題意識だと思うけれど、正しい問題意識が正しい行動に繋がるとは限らないわけで、これまたよくあるように「よかれと思って」間違ったことをやってしまったということなんだろう。

今のところ彼は打ち拉がれて引きこもっているようなのだけれど、本来実力がある男なのでこれにめげずに、選挙期間中に身の丈にあった小さくともきちんと地に足の着いたプロダクトをリリースして正しく「若者の力」というものを示して欲しいと思っている。彼がした詐欺的行為が批判されるのは当然のことだけれど、それで若者を二度と立ち上がれなくなる程叩きのめすだけでは日本のネット論壇も芸が無いと思うし、仏様だって3回は誤りを許すものだ。

逆に大和もずいぶん生意気を言ってたんだから、転んでもタダでは起きない若者の根性を見せて欲しいと思っている。

ずいぶんと私的な内容になったが、ではでは今回はこの辺で。


編集部より:このブログは「宇佐美典也のブログ」2014年11月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は宇佐美典也のブログをご覧ください。


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