血糖値を計るタトゥーシール型パッチとは

2015年01月21日 17:07

マンガ家、佐藤秀峰氏の『ブラックジャックによろしく』は、作者が著作権フリーにしたため、同作品をアレンジしたものがネット上にけっこう氾濫しています。下の例はベースギターについて同作品のコマ割りに別のセリフを入れたもの。便乗商法も出て「ブラよろメッセージ」なるアプリまであります。

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スラップベース練習Web講座@ベーシスト淳ちゃんねる公式サイトより。


同じシリーズは、若い研修医が医療現場で様々な矛盾や問題にぶつかり、苦悩しつつ医師として成長していく、という内容です。その中に『新ブラックジャックによろしく』というのがあり、ここではl型糖尿病や人工透析、腎臓移植について描かれています。糖尿病患者は、血糖値を調べるために多いときには一日に何度も注射器で血液を採取します。これが糖尿病患者の身体的心理的な大きな負担になっている。

注射器を使わず、皮膚に貼り付けるパッチで血糖値を検査できる、というのが表題の記事で紹介されている方法です。米国カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者が開発したもので、貼り付け型のタトゥーシールのようなフィルムに電極とセンサーを印刷し、電流を流す。血糖値を検出するためのグルコースは、正電荷を持つナトリウムイオンにより血管中を移動します。このパッチはその値をセンサーする、というわけ。こうした非侵襲系の技術は、血糖値検出に限らず、いろいろ出てきているようです。

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タトゥーシールのような血糖値検出パッチ。写真:Jacobs School of Engineering/UC San Diego

POPULAR SCIENCE
Stick-On Tattoo Measures Blood Sugar Without Needles


CIA and The Mafia: Old Business Pals
21st CENTURY WIRE
「フランキー」ことフランク・シナトラとマフィアの関係は有名ですが、米国では中央情報局、CIAとマフィアの深い結びつきもよく知られている事実です。また、左派や革新勢力を弾圧するために政府や行政が右翼や暴力団を使う、というのも日本の炭鉱争議などを見るように世界でもありふれた手法。米国の裏庭の池にできた共産国家キューバもCIAと結びついたマフィアが盛んに妨害工作をやっていたようです。
キューバ革命を妨害するマフィア。The Uneasy Relationship Between the CIA and the Mob | Mafia’s Greatest Hits

Wine Grapes Get New Genes to Fight Blight
livescience
フランス産ワインのAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ、統制原産地呼称)法はかなり厳格で、ワインというフランスのナショナルリカーを保護しています。この法律ができたキッカケは、19世紀末にフィロキセラ病、うどんこ病、ブドウベトカビ病という病害虫でヨーロッパのブドウが甚大な被害を被った結果、混ぜものをしたり、いいかげんに作ったりした多くの偽物ワインが横行したことだったようです。特にヨーロッパ中がフィロキセラ害虫でほぼ全滅したのが1870年のこと。それ以前から生き残っている木もごく少数あるそうですが、ブドウの木はあまり病気には強くありません。この記事では、病気に強い遺伝子を品種改良で獲得させたワイン用ブドウについて紹介しています。

Half of young victims of fatal crashes in 9 US states used alcohol or marijuana
EurekAlert!
米国のカリフォルニア州、ハワイ州、ウェストヴァージニア州などの9つの州で、16歳~25歳の交通事故死を調べてみたところ、その半分は飲酒や違法薬物を摂取していた、というコロンビア大学の調査を紹介している記事です。これら年齢層の死亡者50.3%から、アルコールやマリファナ、その両方に対して陽性反応が出たらしい。米国でも悲惨な飲酒ひき逃げ事故を教訓にして飲酒運転の取り締まりが強化されています。また、カリフォルニア州ではアルコール濃度を検知するとエンジンがかからなくなる装置も現れているようです。

Progress in Liberia: Schools Shuttered by Ebola Set to Reopen
VICE NEWS
西アフリカのマリで、エボラ出血熱の蔓延が終息した、との宣言が出され、この病気について少し展望が見えてきました。日本では、国立感染症研究所が武蔵村山市で危険度の高いウイルス性の流行病についての実験施設を作ろうとしたところ、周辺住民らの激しい抵抗に遭って頓挫しています。今日になって同研究所と住民らの協議が行われたようですが、いわゆる「NIMBY(ニンビー、Not In My Back Yard」はなかなか悩ましい問題です。これは基地や原発にも通底する感情で、周囲何十キロも人が全くいない土地が少ない日本ではなおさらでしょう。表題の記事では、アフリカのリベリアにおけるエボラ出血熱についての知識を学校で共有する、という取り組みを紹介。しかし、子どもらの親が学校でエボラに感染する、と誤解しているため、休校状態が続いているようです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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