パーキンソン病予防にマラリア治療薬が有効か

2015年07月20日 13:36

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いわゆるED治療薬のバイアグラは、本来、狭心症や肺動脈性肺高血圧症の治療薬シデナフィルとして開発された。だから、心臓や血管系の疾患を持つ患者が、EDを治療する目的でバイアグラを服用するのは危険とされている。このように、ある病気の治療を目的に開発された薬が、よく調べてみるとまったく予期しない別の病気に効果がある、という事例はかなり多い。表題の記事では、マラリア治療薬がパーキンソン病の予防に効くかもしれない、という研究を紹介している。

パーキンソン病のような神経変性疾患の原因は様々だが、この研究では、ある二つのマラリア治療薬が、脳内の神経伝達物質であるドーパミンを作り出す神経細胞を保護する作用を持つことを発見したらしい。二つの薬とはクロロキン(Chloroquine)と アモジアキン(Armodiaquine)で、シンガポールの南洋理工大学とハーバード大学医学部などの研究者らの成果だ。

クロロキンは従来からリウマチにも効くことで知られていたが、樹状細胞や神経ニューロンのような組織を保護するのかもしれない。いずれにせよ、これまで開発された多種多様な医薬品が、まったく別の病気に効果をみせるというような知見は、これからも増えていくだろう。生命現象は、考えられているよりもずっと複雑かつシンプルだ。

INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
Two anti-malaria drugs could be potential treatment for Parkinson’s disease


Seoul: North Korea Media Confirms Purging of Defense Chief
TODAY BURN
北朝鮮の国防長官が処刑されたらしい、という記事だ。ヒョン・ヨンチョル(玄永哲、Hyon Yon-chol)は2012年から13年にかけて朝鮮人民軍総参謀長、朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長、党中央委員会政治局員候補などを歴任。階級は大将。最近の北朝鮮の「銃殺」は対空砲で実行されるようだが、これだと肉片がこなごな散乱し、原形をとどめない状態になる。ヒョン前国防長官もこの方法で処刑された。後任は、パク・ヨンジク(Pak Yong-sik)。こうしたことが続くということは、金正恩はまだ軍部を完全には掌握していないようだ。

Eat blueberries to live a longer life
Natural News
眼精疲労などにブルーベリーが良い、というのはよく耳にする。この記事では、ブルーベリーは、アントシアニンによる強力な抗酸化作用があり、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているスーパーフードだ、と書いている。甘酸っぱい果物だが、血糖値をむやみに上げることはない。抗酸化作用により、DNAの修復を助け、その結果、最大で寿命を約28%も延長することが可能になるらしい。本当だろうか。

Defective telomeres are now being linked to dozens of diseases, including many types of cancer
ScienceDaily
「テロメア(telomere)」は、真核生物のDNAの末端部にある塩基対の繰り返し部分のことだ。細胞分裂のたびにテロメアが短くなるため、老化現象との関係が示唆される。また、細胞のアポトーシス(自死)やガン化との関連も疑われ、ゲノム研究でテロメアは最先端分野の一つとなっている。この記事では、テロメアの「不良品」がガンを含む数十の病気とリンクされている、という研究を紹介。もしかすると「テロメア診断」という新しい診断用が開発されるかもしれない。

知育玩具の最新型か。絶対に子供に買ってあげるべき「Parrot」のミニドローン
GIZMODO
ドローンというか、タミヤ製のユニットを組み合わせれば可能なようなオモチャだ。価格帯は13,800円~26,800円ということだが、夏休みの宿題なら、これをどうするか、という部分がキモになりそう。これで遊ぶだけなら別だが、既製品、完成品を使っても、いわゆる「情操教育」効果はあまり期待できないのではないかと思う。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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