話が上手い人に共通する「3つの要素」 --- 内藤 忍

2015年10月12日 12:41

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セミナーシーズン真っ盛りです。他の講演者の方と一緒にセミナー開催するケースも多いのですが、たくさんの人のプレゼンテーションを見ていて、「上手いなあ」と思う人に共通する要素があることに気が付きました。

まず、話のうまい人というのは、来場者の目的にフィットした話をして「おみやげ」を渡しています。セミナーにどんな人が来るのかは、当日までわかりません。自分のセミナーに来たことのある人はどの位いるのか、参加者の専門知識はどのくらいあるのか。そんな来場者のプロフィールを話をしながら、見極めていって、それに合わせて話を微調整していく。来場者のニーズにピッタリ合った情報提供が「おみやげ」になるのです。

帰り道に「今日は良いセミナーだった」と思ってもらえる価値の提供は、相手のニーズを知ることから始まります。

そして、話のうまい人はプレゼンテーションの流れが綺麗です。全体から部分へという構成がしっかりしているので、話を聞いている人が「自分が今どこにいるか」認識しやすいのです。例えば、今日は3つの話をしますと冒頭に全体の構成を伝え、そこから1つ1つを掘り下げていけば、聞き手は頭の中に3つの話がスッと入ってきます。

帰り道に「今日の話はポイントが良くわかった」と思ってもらえるには、全体の構成が重要なのです。

さらに、話のうまい人は難しい話をわかりやすくする「例え」を巧みに操ります。

例えば、資産運用のセミナーなら、アセットアロケーションというとわかりにくく難しそうですが、幕の内弁当と同じと言うと何となくイメージしてもらいやすくなります。あるいは、集中投資するのは、「クイズダービーで「篠沢教授に全部」と同じ」と言う話をすると、特定の年齢層には極めて強烈に伝わったりします。身近なものに例えることで、単純化・ビジュアル化ができるので、理解が深まり、記憶に残る内容になるのです。

帰り道に「今日の話はわかりやすかった」と思ってもらえるにはデフォルメが必要なのです。

先週末は4つのセミナーと講演会。今週の3連休もセミナーが3つ。そして、来週末も3つと週末はほとんどセミナーという状態です。12月上旬まで週末はセミナーかスタディツアーがずっと続きます。

毎回3つのポイントを意識して、教える人として成長していきたいと思っています。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年10月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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