50代になるとナゼ同窓会が増えるのか? --- 内藤 忍

2016年02月18日 12:35

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今年はボストンの留学を終えて帰国した1991年から25年目。ということで、SHINOBY`S BAR 銀座で当時の懐かしい面々が集まって同窓会を開催しました。

当時は20代の若僧だったメンバーも50代になり、すっかり「大人」になっていました。とは言っても、久しぶりに話を始めると、当時の記憶が甦ってきます。なぜか最近の記憶よりも、25年前の特定の情景だけ鮮明にフラッシュバックしてくるのが不思議です。大切にしまっておいたアルバムをそっと開いたような感覚です。

閉店時間を過ぎるくらい、時間を忘れて思い出話に浸りました。

MBA時代の友人たちに限らず、50代になってから急に昔の仲間と再会する機会が増えたように思います。大学時代の同級生とは毎年年末に同窓会を定期的に開催していますが、中学、高校時代の同窓会の案内も増えてきました。30代や40代の時にはまったく会う機会の無かった人たちが50代になると自然に声をかけあって、集まるようになる、その理由はどこにあるのでしょうか。

会ってみていつも思うのは、昔のようなギラギラしたエネルギーが消えて、人間的にも丸みを増し円熟した大人になっているということです。友達でもあり、変な競争意識も消えて、純粋に一緒にいるだけで時間を忘れて楽しめる関係が自然に出来上がっているのです。

仕事の話はほとんどしないで、どんな毎日を過ごしているのか、前回会ったときからどんな環境の変化があったのか。そんな話をざっくばらんに語り合える利害関係の無い気の置けない人たちです。

50代とは人生の折り返し地点を超えて、今までの人生を振り返り、次のステップに入る準備をする時期ではないかと思います。例えば、仕事も今までとは変わり、体力任せにやるのではなく、今までの経験を活かして時間をかけるよりも知恵を使って仕事をする必要が出てきます。そんな中で自分自身を顧みる時間も出来て、昔の仲間と集まって語り合いたくなるのではないでしょうか。

若い頃には味わえない、年輪を重ねた人たちにしか実感できないかけがえのない時間。これからもそんな機会を大切にしていきたいと思います。

(写真はSHINOBY`S BAR 銀座で来月からオンリストする新作メニュです)

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※内藤忍、株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年2月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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