人生の目標は「学歴」「資本」「感謝」と変化していく --- 内藤 忍

2016年02月20日 12:01

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生まれてからずっと人間の努力は続きますが、典型的な日本人は年齢を経る毎に、学歴競争、資本競争を繰り広げ、最終的に「感謝」を得ることを目標にするのではないかと思い始めました。

学歴競争とは生まれてから、大学や大学院を卒業する20代半ばくらいまでの努力です。決められた時間に決められた問題を如何に効率的に解くことができるかを評価する偏差値によって学歴が決まっていきます。

しかし、社会に出ると学歴とは異なる目標が生まれます。それが資本競争です。社会の中で必要とされる能力を発揮し、利益を獲得することができる能力によって、その人の稼ぎ力が決まってきます。学歴と稼ぎ力の間には相関があるという調査もありますが、いくら学歴があっても稼げない人はたくさんいますし、学歴など関係なく大きな価値を提供している人もいます。

しかし、仕事もピークを超えリタイアする前後になると、また次の目標が生まれるのではないかと思っています。周囲の人たちから感謝の気持ちを受け取りたいという目標です。金銭的な評価よりも人間として自分が周りからどれだけ必要とされているかを求めるようになるのです。

「ありがとう」と誰かに言ってもらいたいという気持ちは、仕事をしてお金を稼ぐという目標とは似ているようで、少し異なるものです。仕事で稼ぐお金も社会からの感謝の印と考えることができますが、もっと直接的で非金銭的なものになるのだと思います。

このように、人生のステージは目標によって大きく3つに分けることができる。それらの相関は必ずしも高くはありません。だから、それぞれのステージで思った通りの成果を出せなくても、次のステージでベストを尽くせば、次の結果が出てくるはずです。

自分は今、第2ステージにいると思いますが、そろそろ第3ステージのことも考えるようになりました。自分から仕事を引いて何が残るのか。そんな引き算の答えを探す時期に来たのかもしれません。

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※内藤忍、株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年2月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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