朝日新聞も小池優勢を報道し地滑り的勝利か

2016年07月25日 07:00

最後まで見通しを出さなかった朝日新聞が「小池氏優勢、増田氏追う 鳥越氏苦戦」と報じる。この書き方だと40、30、20を超える差の生数字だったのか? 

とくに自民支持層で小池優位とある。公明は二割以上、無党派は50%弱、民進党は20%弱が小池か。共同通信や毎日新聞も「小池氏優勢」。世論調査で10%程度以上の差が出ていることを意味する。しかし、無党派が多く投票率が不安定になるし、勝負あったというイメージがあれば、第四の候補などへの愉快犯的な投票も増えるので、小池陣営は油断禁物だろう。

共同通信によれば小池氏は30~40代を中心に男女とも幅広く支持を集める。増田氏は20代以下の男性や70代以上の女性に人気が高い。鳥越氏は50代以上の男性に浸透している。序盤で小池氏に次いで鳥越氏支持が多かった40~50代女性は今回、増田氏支持が鳥越氏支持を上回った。 

鳥越を応援し続ける女性議員たちの哀れ

前回選挙の投票先を分析すると、自民と公明が支援した舛添要一前知事に入れた人を増田氏と小池氏が奪い合う。今回は告示前日に出馬断念した元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏や元首相の細川護熙氏に投票した人の4割強は、政策面で共通点の多い鳥越氏を推すが、2~3割は小池氏に投票すると回答した。小池氏の反権力的姿勢と、宇都宮氏の支持勢力を意識したような築地問題への対応や、全般的にリベラルな政策が功を奏しているか。一方、韓国学校問題や台湾との親密さなど保守派を満足させている。全般的には抑制的な過激さのバランスが成功している。

鳥越氏は昨夜のニコ動の討論会をまさに開始時間になってドタキャンし、体調面の悪さから選挙運動を十分にこなせていないし、候補者のスキャンダルだけでなく心身の状態の「身体検査」をしなかった民進党幹部の責任は明らか。岡田代表なども登場すると票を減らすこともあろうがあまり表面に出ない。

一方、前面に出された蓮舫、山尾、福島、吉良など女性議員たちは、あまりにも情けない。彼女たちも信頼を失うだろう。すぐにでもキャンペーンへの参加を断るべきだ。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学大学院教授

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