初の女性都知事誕生

舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙にて無所属で元防衛大臣の小池百合子氏の当選しました。

東京都知事に初めて女性が就任することになります。

都議会及び都政の大改革を目的とし、私も連携を組んでいる都議会議員一同が小池氏を支援をしました。

私は千葉県議会議員という立場とはいえ、巨大政党と戦う小池氏の戦いぶりは私も公式なネット記事等で書いておりました。

●ハフィントンポスト
【自公、野党統一、無所属候補の三つ巴都知事選】現代の有権者が政治家に求めるものは一体何か?
http://www.huffingtonpost.jp/yuki-mizuno/japan-politics_b_11163508.html

地方政治は政党政治ではありません。

二元代表制という知事側と議会側が直接選挙で選ばれる仕組みになっていて、両者は適度な緊張関係にあることが必要なわけです。

すべてはその地域のために是々非々で判断することが求められるにも関わらず、巨大政党や組織から首長が選挙で支援をもらえば、支援してもらった政党所属議員ばかりを見て知事側(行政側)が政治を行うことになります。

これが地方政治・議会の大きな問題点。

都議会のみならず、地方議会には本来はあるはずのない議会与党とか野党という言葉が定着し、選挙をきっかけに知事と議会のなれ合いが生じます。

だからこそ私は市議会でも県議会でも地方議会の選挙では国政政党の支援をもらわず「無所属」を貫いているわけです。

この一匹狼の大変さというのは是非このハフィントンポストの記事を読んでいただければと思います。

小池都政ではどう都議会と付き合っていくのか、しっかりとウォッチしていきたいと思います。

そして、都知事選に関わった皆様、大変お疲れさまでございました!


編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年7月31日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。