橋下徹氏のぶっちゃけトークが面白い

2016年10月26日 17:30

実に素直で正直な人だと思う。

公人である時は、どんなに周りから誹謗中傷を受けても頑なに沈黙を守っていたのに、公人の立場を捨てたら当時の仮面を脱ぎ捨てて一挙に真相をぶちまける。

槍玉に上がった人はさぞ大変な思いをするだろうが、橋下氏がぶちまけている話が本当だったら、ここは甘受するしかないだろう。

原発再稼働の是非についての橋下氏の言動が180度転換したことから、橋下氏は原発再稼働反対派の人たちから変節漢、裏切り者扱いをされたのだが、ここに来て橋下氏は自分が原発再稼働容認派に転換した理由を実に積極的に開陳している。

ああ、そういう事情があったのか。それなら仕方がありませんでしたね、と私なら言うところだが、こういう事情があったのなら、たとえ公人であったとしてももっと早く本当のことを言ってくれればよかったのに、という思いも拭えない。

さすがの橋下氏も、公人という立場があると、言いたいことも言えなくなってしまうのね、というところだ。

自分自身が専門でないこと、自分自身に特別の知識や経験もないことについては専門家の方々や有識者と呼ばれる方々の話を聞いてから判断するしかない。

どんなに知恵がある人、どんなに聡明な人でも、大なり小なり自分以外の誰かに恃まざるを得ないことがある。

恃む相手が本当に信頼できる人、最高の知見、最高の知恵の持ち主であれば問題はないのだが、橋下氏はどうやら恃む相手を間違えた、と自白しているようである。

あんたを恃んだのが間違いだった、と当時の恨みつらみを一気に爆発させたようである。

大変な名誉棄損にはなってしまうだろうが、橋下氏のメルマガを読んでいる外部の人間にはこんな面白い話はないはずである。

名指しされた人もそれなりに世間に名が通っている人たちだから、然るべき反論が返ってくると思うが、公人の立場を離れた橋下氏はやはり面白い。

やはり野に置け、レンゲソウ、という言葉は橋下氏のために用意されているのだろう。

ちなみに、橋下氏のやり玉に挙がった一人は、古賀という人だ。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月26日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は橋下氏ツイッターより)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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