パククネったヒラリーが放免で、ヒラリった朴槿恵は訴追なの?

2016年11月08日 06:00
朴槿恵&ヒラリー・クリントン

国家機密を巡るスキャンダルで明暗が分かれそうな朴槿恵氏とクリントン氏(Wikipedia、クリントン氏サイトより)

どうも新田です。海外のことはほとんど知らない私ですが、さすがにドメスな私でも政局となると、万国共通の要素をひしひしと感じてしまうもので、ちょっと一筆書いてみたいと思います。

それにしても時を同じくして、二人の女性リーダーが国家機密を巡る案件で、それぞれの国で追及されている様というのは、ただの奇遇にしても、なにか底流にあるコンプライアンス意識の程度で何かが繋がる要素があるんでしょうか。

クリントン氏訴追求めず FBI、捜査終了(日本経済新聞)

どうなる?朴大統領 弾劾や任期満了後の訴追の可能性も(産経新聞)

とりあえず、前者のほうは、あす大統領選投票日を迎えるわけですが、まんまと逃れてしまいました。ヒラリーさんがトランプさんにここまで支持率で追い上げられてしまったのは、FBIがメール問題の再開方針を打ち出し、共和党系の弁護士出身であるコミーFBI長官の立ち回りというものが注目されたわけですが、オバマ大統領ら民主党陣営からケチョンケチョンに言われても、つい2日前までスルーしてたのに、この急転ぶりというのは、なんだったんでしょうか。

仮にヒラリーさんがこの選挙を逃げ切ったとして、今後この一週間ほどのFBIの方針を巡り、政治的に実にセンシティブな裏事情が白日の下にさらされ、万一、党派を超えてのエスタブリッシュメント層同士の取引的なやりとりを経ての方針変更だったりしたら、それはそれで、トランプさんの支持層だけでなく、党派を超えて、サンダースさんの支持層を含めて、アンチ・エスタブリッシュメントの怒りが消化不能なことになったりしないか。杞憂であることを祈らずにおりません。

一方、ヒラリ〜と訴追をかわせそうにない朴槿恵さんですが、著作権侵害でウチの池田に鋭意糾弾されておられる高橋洋一センセのご指摘のように、①権力、②カネ、③ドロドロの人間関係の昼ドラ3セットで、「小池劇場」のネタが亡くなり始めて焦り出した日本のワイドショー製作陣のハートを鷲掴み。日本の主婦の新たな井戸端会議ネタになりつつある様相です。

韓国国内事情に関してはロッテのお家騒動をかじる程度にしか知らない私ですが、一般論として、どうしても不思議だったのは、スクープを報じたJTBCテレビに大統領のお友達、崔順実容疑者のパソコンを誰がどういう思惑で提供したのか、非常に興味深いところです。

スクープしたのは「韓国の池上彰」の異名を取る(?)JTBCの社長らしいんですが、そういう有名ジャーナリストと極秘のやりとりができる人物というのは、ブツの入手困難さといい、やはり相応のポジションにおる人物がソースと考えるのは必然です。そういえば今年の春頃、こんな記事も出ておりました。

「親朴派VS非朴派」が与党公認候補めぐり鋭く対立 余波で3選挙区で擁立見送り 世論は冷ややか(産経新聞)

与党内の内紛はかなりのものだったので、その辺の複雑な力学が働いていたのか。ただ、もう少しシンプルに考えると、権力者の側であれこれ指南している側近を追い落としたくなる政敵は、洋の東西を問わず、おるわけです。日本でもかつて石原都政下の前半、プレゼンスありまくりだった浜渦さんという秘書上がりの副知事が、都議会自民党にパージされてしまいました。まあ、ここに来て豊洲問題を機に、この辺の懐かしい面々の名前がちらほらと昔語りで出始めているのも因果といいますか。。。

ただ、真面目な話、あまり韓国政府がお家騒動を長期化させると、北朝鮮を喜ばせるだけで、韓国だけでなく、日本を含めた東アジアの安全保障に波乱要素を増やすだけなので大概にしていただきたいものです。

それにしても、今年は世界的にビッグネームの女性政治家のスキャンダルが出てきますね。あ、わが国でもいまだに台湾籍をお持ちとみられるR4こと、村田蓮舫さんこと、謝蓮舫さんがいるわけですが、プレジデントウーマンの「社内政治」特集で嬉々として語っているあたり、野田さん幹事長指名にみられる人事もろもろ、党内をギクシャクさせたクソマネジメントな実態はどこへやら、さすがの鉄面皮ぶりです。朝日の子育てイベントと同じ感想ですが、取材を受ける方も、取材をする方も見ていてオモロイですね。

ではでは。

<関連記事(個人ブログ)>
・この期に及んで蓮舫氏をイベントに招く朝日新聞の炎上マーケティング
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・猫ひろしに負けそうにニャって韓国選手が母国で炎上
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・ダウンロードはお早めに。蓮舫体制の「製造責任者」リスト
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・ロッテ、ミサイル基地建設と引き換えに逮捕回避の憶測
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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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