なぜ50代になると同窓会が増えるのか?

2016年12月12日 11:30

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大学の教養学部時代の気の置けない仲間と週末に飲みました。土曜日の午前中に予定が決まって、その夜という慌ただしいスケジュールにも関わらず、仲の良い5人が集まって、来年から大阪に仕事で赴任する友人の送別会となりました。

送別会に限らず毎年のように会っているメンバーですが、話していることにはあまり進歩がありません。大学時代の同じような思い出話を毎回繰り返ししているだけのような気がします。しかし、言いたいことを勝手に言い合い、30年以上前の思い出を共有できるメンバーがいるというのはありがたいことです。この日も有楽町の焼き鳥店をはしごして、今年一番という位の大笑いをしながら、あっという間に時間が過ぎていきました。

大学の同級生とは、かつてはライバルとして切磋琢磨してきましたが、この世代になると誰が出世したとか、誰が成功したといった話は、あまり大した話では無いようになってきます。若い頃のギラギラした競争心が消えていき、仕事以外の別のことに興味を持ち始めるようになります。家族のことや、これからの人生どう生きるか、あるいは社会に対してどんな貢献をしていくのか・・・。随分丸くなったものです。

大学の友人だけではなく、50代になってから同窓会の開催が増えました。最初に勤務した銀行を辞めた人たちの集まり、高校の同級生の集まり、中学の同窓会・・・。若い頃にはまったく接点の無かった人たちが再び同じ場所に集まって語り合うようになっています。

そこには当時の記憶を一緒にシエアできる仲間に会いたいという欲求があるのだと思います。年齢は重ねてしまっていても、同じ時代を生きた仲間に会った瞬間、その時代にタイムスリップできる。昭和のテレビ番組を見るような感覚で、懐かしい気持ちになるのは悪いものではありません。

若い頃に同じ時間を過ごした仲間というのは、もうこれから増えることはありません。つまらないことで衝突したり、激しくやり合った当時の思い出も今となってはどうでも良いこと。それよりも、久しぶりに会う度に、また次に会う時もお互い元気で、と心の中で祈るようになりました。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年12月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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内藤 忍
資産デザイン研究所社長

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