政治家を志す若者たちの必修科目。心と言葉を磨こう

2016年12月31日 06:00

政治家イメージ(写真AC)

磨けるものであれば、何でも磨いていただきたい。

一番磨いた方がいいのは心なんだが、心がどこにあるのかよく分からないから心の磨きようがよく分からない、というところだろう。

心を磨くというのは、実に抽象的な言葉だ。
抽象的過ぎてどうしたらいいのかよく分からないから、結局何もしないでいる人が多いのだと思うが、心を磨くいい方法がある。

トイレの掃除を丁寧にやるのがどうやらいいようだ。

人が嫌がる仕事を進んでやれ、という教えなんだろう。

トイレの便器を素手で擦って綺麗にするのが特にいい、などと聞くと、普段そっくり返って如何にも偉そうにしている経営者教育には相当いいのだろうな、と思う。
多分経営者としてのプライドを脱ぎ捨てることになるから、謙虚になるということだろう。

私は、そこまではしない。
そこまではしないから、私の自分の心磨きは中途半端なんだろうな、とは思っている。

若い方々は、何でも愚直にやってみることだ。
トイレ掃除やあちこちの掃除や片付けなどもどんどんやってみることである。
何もやらないで、ただ能書きだけ並べている頃とは明らかに違った自分の姿を発見できるかも知れない。

私が、お、これはちょっと凄いことになるかも知れないぞ、と思ったことがある。
ある若い市会議員が行事の後の片付けを一心不乱にやっている。
最後の最後まで残って、みんなと一緒に片付け作業をやっていた。
行事に参加した他の市会議員は他の会場に行かなければならないということで、そそくさとその会場を離れてしまったが、最後まで残ってみんなと片付け作業をやっていた若い市議会議員はきっとその場にいた人たちの票をかっさらって行ったのだと思う。

心を磨く、というのは、多分この程度のことだと思う。

皆さん、あまり難しく考えないで、せいぜい心を磨いていって欲しいものだ。

心を磨くのと同じように大事なことは、言葉を磨くことである。
言葉を磨くというのも具体的イメージが湧きにくいだろうが、とにかくいい言葉遣いをすることである。

1月5日に雄弁会という政治に志を立てた若い方々の自発的な勉強の会に講師として招かれているが、若い方々には精々自分の言葉を磨いていただきたい。

さて、この方はちょっと言葉磨きが足りなかったかな、と思う人がいる。

野党第一党の民進党を率いるという大事な役割を担っておられるのだから、この際、ご自分の言葉磨きに精を出された方がいい。
まだ、間に合うはずだ。

他の方々も同じである。
心磨きと言葉磨きは、政治家としての必修科目だと言っていい。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年12月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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