「モンスター議員」豊田真由子はこうして生まれた

2017年06月24日 09:00

豊田真由子氏公式サイトより(編集部)

フジテレビ「バイキング」で豊田真由子衆議院議員の秘書への暴言暴行について話したので、少し整理して投稿する。

女性というだけでなく、日ごろの洗練され育ちの良さそうな話し方との落差はまさに衝撃的だが、そういう人は珍しくもないだろう。蓮舫さんは表でもあんな激しさだから裏はないだろうが。

女性政治家に暴言を受けたとかいうのもよく聞くし、政治家の夫人や家族の暴言はもっとひどいことが多いと秘書さんたちから聞く。

しかし、暴行のほうは、一発殴られたとか、蹴飛ばされたという以上に継続的だったとしたら、これは、刑事事件として対応すべきか検討されるべきだろう。

それより、私が問題だと思うのは、豊田議員が2014年の園遊会で、同伴が禁じられている母親を連れて行って、制止しされたにもかかわらず強行突破したときに要監視下に置かれるべきだったのにしてなかったことだ。これは、山本太郎参議院議員が陛下に手紙を渡したことほどではないが、暴挙だった。

それでは、豊田氏はどうしてああなっただが、あえて“面白おかしく”言えば、「桜蔭問題」だと思う。

子供の頃から、桜蔭中高校、東京大学、厚生労働省、ハーバード大学院、ジュネーブ代表部といったところを歩いていたら、良く出来る人とだけ付き合って仕事をしておればよかったのだ。

民間企業と違って役所はコスト無視で(肝心な大きな方向で馬鹿なのは横に置くとして)細部の質が高い仕事をする。

そういうところにいた人が普通の社会に出ると耐えがたいと感じるのである。民間企業にいった元官僚が戸惑うのもその点だ。

こういうのは、純粋培養エリートにありがちな問題が極端なかたちで突出したと思う。私は、一貫教育私立中高校などの生徒も居住地域の活動に一定期間参加させるといったことも必要だとかねてから主張している。

フランスでは男女問わず一か月の軍事教練(軍事だけでなく国民としての団結を向上させる狙いもあり)を徴兵制にかわるものとして検討するとマクロン大統領は選挙で公約したが、こういうやり方も同様の方向性をもっている。

それはともかくとして、豊田氏のほうは、退院したら、ころあいを見計らって、それはそれは女性らしい好感度の高い態度で記者会見でもするだろうと予想している。

そのとき、また、一般大衆は、その落差に驚愕することになるだろう。五歳と七歳の子育てをしながら仕事がいかにたいへんかなど涙ながらに語るのでないか。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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