多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも前向きに

2017年10月22日 06:00

先日もブログで私の婦人科系の病態について少し触れましたし、SNSでも書かせていただきました。

私は『多嚢胞性卵巣症候群』という排卵障害を診断されています。
婦人科検診には多くの皆さんに行くように働きかけている私ですが、先日、私も卵巣(左右両方)に排卵障害を診断されました。

多嚢胞性卵巣症候群は卵巣の中でできる卵胞の発育が遅く、ある程度の大きさになっても排卵されずに卵巣内に多数の卵胞がたまってしまう疾患でして、生殖年齢にある女性の5%にみられ、不妊原因の20%程度を占めるとの報告もあります。

原因ははっきりとは解明はされていませんが、現在のところは内分泌異常、糖代謝異常、生活環境のストレスなどがあげられています。

釈由美子さんや山本モナさんなど、この病態を告白しながらも妊娠をしていますし、多くの方が自然妊娠をしていますので、同じ診断をされている女性はあきらめずに治療に励んでもらいたいと思います。

私はPMS(月経前症候群)が酷く、婦人科に行ったところ、多嚢胞性卵巣症候群が重症化(以前も診断されていました)していることがわかり、日々のストレスや食生活を気を付けてはいたものの、やはり
ショックでした。

私はこの仕事をしていると否が応でも「早く結婚して子供産みなさい」と言われることが少なくありません。

また政治の世界はものの見事に男性社会で、更に一部の政党の一部の議員が大きな力を持っているということは言うまでもありません。

私がこの世界に入ってとても驚いたことは、民間企業では有り得ないような「作り話」や「デマ」「嘘」の噂話が異様に横行しており、嘘だとわかっていても上から言われればクロもシロにしてしまう、シロもクロにしてしまう世界であるということでした。

人の口には戸が立てられないので、印象操作のための嘘を人に吹き込んだり、本人に確認せずに吹聴したところで、私・本人と直接接している市民や県民が本当の私を知っていれば良いので、私自身は
くだらない政局やデマに一切かかわらずに、勝手に言わせておくしかありませんので、地道に地域の課題を解決していくことにだけ徹するようになりましたが、きっと心のどこかで私も人間なのでストレスがたまっていたのだと思います。

やられたらやり返す、敵を嘘やヤジで攻(口)撃する位でないと務まらないという政局的な政治にはうんざりしています。

いわゆる一般の、普通の感性を持った人、普通に傷つく人、普通におかしいことをおかしいと思う人、そういう国民感覚を持った人が
政治をやるべきだと私は思っています。

なぜなら私たちは国民の気持ちに寄り添い、政策を実行していくことが仕事だからです。
政治家が人の痛みをわからないことや自分は権力を持っているなどという勘違いや偉ぶりからおかしな方向に進むんだと思うんです。

もちろん、私はここまで独自路線を突っ走ってますし、確かにメンタルは強い方だと思いますが、そういう中で、信頼できる方々に支えられながら政治の仕事ができているということに心から感謝しています。

一方で、やはりここ数年、この政界に身を置いていて、ストレスが急激にたまっていたことは事実です。

自分の中で政治家としてがむしゃらに働いてきたとはいえ、
もっと夜の会合を控えていれば、とか、冷やさなければ、とか
あのときこうしていれば、ああしていれば、病院行ってれば・・・・とか
自分の身体を一番に考えられなかったことは大きな反省点です。

特定の政党に属せず、まさに一切にしがらみを排除しての無所属の活動で選挙において皆様に押し上げていただいているので、日々の駅頭や活動は責任感と義務という意識のもと、全力で行っていますが、活動の中で自分の身体に対して丁寧ではなかったのかもしれません。

私のようにまるで男性のように表では気張って、頑張っていても、女性は目に見えない悩みを抱えています。
本当の意味の「男女共同参画」を政治の世界で実践していく上で、私にしかできないことがあるんじゃないかな、と思い始めています。

今後、この排卵障害と付き合っていく上であきらめなくてはならないことや苦しいことも経験するかもしれない中で、同じように悩む女性のサポートをしたり、あるいは里親制度や特別養子縁組などを異なる観点からアプローチしたり、不妊治療の助成制度の改定や、それこそ男性にはなかなか理解できない心の問題など、女性特有の諸課題の解決をしていくことが大切だと思っています。

子育て施策に関しても「子どもがいないからわからないわよ」と言われることもありましたが、逆に産まれてきたすべての子どもたちに幸せになってもらいたい、ともっと重要視するようになりました。

多嚢胞性卵巣症候群でも自然妊娠して出産されている人はたくさんいます。

私も自分のことをきっかけに痛みがわかる一人の女性として、女性が抱える様々な悩みを汲み取り、一人でも多くの女性が笑顔になれるように努力をしていきたいと前向きにとらえています。


編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2017年10月20日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。

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水野 ゆうき
千葉県議会議員(我孫子市選出)

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