絶妙なタイミングで“決起”した岸田さんにエールを送る


私が見ている限りでは、この流れは変わらない。

まあ、絶妙なタイミングで岸田さんは起ち上がりましたね、と言っておくくらいでいいのだろう。

まずは、公明党の山口代表からエールが送られたのがいい。
石破さんもそろそろ決意表明する頃だが、その石破さんが岸田さんにエールを送ったのだから、これから日を追うごとに岸田コールが大きくなるはずである。

ついに竹下派も動き始めた。
当分は旗幟を鮮明にしない方がいい、と判断している人もいるようだが、流れはどんどん岸田になっている。

ここまで来て岸田さんが腰を下ろしてしまったら、腰砕け、と言われてしまうのは必至だから、岸田さんはますます強い政治家のイメージを表に出す必要がある。
どんなことがあっても岸田さんは降りない、ということが分かったら、安倍さんの周辺にいる人たちも覚悟を決めるはずである。

勢いがある方が勝つ。

来年の参議院選挙や統一地方選挙のことを考えたら、今から動かないと間に合わないことくらいは、皆さん、ご承知のはずである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年4月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。