みんなの署名を小池知事に。実行的な児童虐待防止策を訴えました!

2週間で10万筆以上集まったネット署名。

みんなの「もうあんな悲しいできごとを、繰り返しちゃいけない」という思いの詰まった署名を、小池都知事に渡して来ました。

「重く、受け止める」という言葉。そして「都庁横断チームと、虐待防止条例をしっかりやる」という言葉を頂きました。

私たちの提案が、都の条例に生かされることを、心より願っています。

特に東京都にしてもらいたいことは、以下の8つです。

(1)現在は基準を満たしていない、児童福祉司の倍増

(2)現在は非常勤しかいない、常勤弁護士の配置

(3)児相の機能を「介入」と「支援」に分化

(4)児相職員の子どもとの「100%面会」の義務付け

(5)警視庁内に児童虐待専門チームを設置

(6)児相の遅れた情報環境を、IT化する

(7)23区設置を加速させるための支援

(8)包括的性教育の実施による、望まぬ妊娠や体罰の防止

今後、横断チームが走るのと、児童虐待防止条例が走って行くのですが、横浜市のような理念条例だと意味がないので、上記のような「実効性のある施策」をきちんと盛り込めるのか、が鍵になると思います。

ネット署名にご協力くださった皆さん、本当にありがとうございます。

皆さんのご協力があったことで、小池都知事の背中を押すことができました。

一過性の話に終わらせず、これからも粘り強く東京都の動きを後押ししていきたいと思います。

これからも応援よろしくお願いいたします!次は厚労大臣に署名を渡しにいきます!

*署名キャンペーン 引き続き署名募集中です!

*TBSで取り上げて頂きました


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2018年6月29日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。