無所属 東京みらいとして初の定例会は大波乱の幕開け...

こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)のおくざわ高広です。

同僚の森沢きょうこ都議もブログで書いているように、無所属 東京みらいとして初の定例会は、大波乱の幕開けとなりました。

報道でも取り上げられておりましたが、議事運営のあり方(特に築地市場跡地に関する補正予算の質疑)を巡って、各会派の折り合いがつかず、オモテやらウラやら、早朝やら深夜やら様々な形で交渉がなされてきたようです。そして、つい先ほど本会議が終了しました(深夜0時5分開会、2時頃閉会…)。これは、どうも前代未聞というやつらしく、、、嵐の中の船出となりました。


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今回の主戦場となっていた財政委員会に、私どもは所属していないため正確な情報がはいっていない部分もあるのですが、大ざっぱにいえば、知事との一問一答形式での審議を求める会派と一問一答は不要であると主張する会派とに分かれておりました。では、無所属 東京みらいは、どのようなスタンスなのかといえば、下記のコメントを出しておりました。

私としては、築地市場跡地の今後については、議員から迫られて説明するのではなく、知事自らが丁寧に説明いただくことが適切であり、代表質問と一般質問を通じて都民の皆様のご理解を得られるよう努めることを求めており、各会派や報道関係者にお伝えしていました。

一方で、自らの所属していない財政委員会で攻防が繰り広げられる中で、横やりを入れるようなことはすべきでないと考え、積極的に発信することはしませんでした。各方面から、賛否両論、様々なご意見を賜りましたので、真摯に受け止め、今後の質疑を通じて、都民の皆様にご理解いただけるよう努力を重ねて参ります。

また、本年度予算は一般会計過去最高の7兆4,610億円が計上され、児童虐待防止条例案などの非常に重要な議案が出ております。私たちに与えられた、一般質問や予算特別委員会、所属委員会(都市整備、経済港湾、厚生)での質疑、文書質問(所属委員会以外へ文書を持って質問すること)などを通じて、より良い都政に貢献できるよう全力を尽くしてまいります。

それと、最後になりますが、この時間まで続いてしまう議会のルールは見直さなければいけないと身に染みました。上述の森沢都議のお子様の悲痛な叫びが携帯電話越しに聞こえてきて、心苦しい思いで一杯でした。


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2019年2月21日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログ『「聴く」から始まる「東京大改革」』をご覧ください。