エルサレムは日本人の宗教観を変える「日本と対極の街」

2019年04月05日 16:00

エルサレムの旧市街地と呼ばれる場所を一日かけて歩き回ってきました。

ユダヤ教の日本人ガイドにプライベートツアーをお願いして、知識ゼロからたっぷりとエルサレムの歴史を教えていただきました。

典型的な日本人で、宗教に関してはどちらかと言うとあまり関わらないように生きてきた私にとって、大きな驚きのある1日でした。

エルサレムには、ユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教という3つの宗教の始まりとなる聖なる場所が存在します。西洋の宗教の歴史の流れを作っている極めて重要なエリアなのです。これだけの狭い地域から、世界的な宗教が複数生まれていることは、奇跡としか思えません。

その中でも日本人に馴染みが無いのが、ユダヤ教です。超正統派(ultra-Orthodox Judaism)と呼ばれるユダヤ教徒は、男性の場合、頭髪のもみあげを伸ばして黒い帽子・衣服を着用する独特な外見で日本でも知られています。

彼らは、ユダヤ教の教義を学ぶことを最優先し、就労しないで政府から生活保護を受けている貧困層が多いとも聞きます。日本では見えない現実です。

しかし、現地に行って、「嘆きの壁」と呼ばれるユダヤ教徒の祈りの場所(写真下)に行ったりすると、その信仰の強さと、祈りの深さに圧倒されます。壁に行くためには、ユダヤ教の帽子を被る必要があり、貸し出してくれます(写真上)。

彼らの一心に祈り続ける姿を見ていると、宗教とは何か?信仰とは何か?という根源的な問いを、自分自身に投げかけていました。

生半可な知識で、いい加減なことはかけませんが、短い時間の中で認識したことは、イスラエルという国は、日本とは対極にある国だということです。

宗教的には数千年の歴史を持つ特別な地域でありながら、イスラエルという国として成立したのは、第二次大戦後。人為的に建国された国家は、その後も武力紛争によって近隣との衝突を繰り返し、今も問題が解決される気配はありません。

一方で、世界の宗教にとっては極めて重要な場所であり、圧倒的なパワーを感じるうちに、宗教との関わりについて自分の今までの考え方に変化がありました。

少なくとも言えることは、エルサレム旧市街で宗教の濃い空間の中にいることは、世界のどこにもない特別な気持ちになれる、心地良い時間だったことです。

人生で今まで味わうことの無かった、得難い経験をすることが出来ました。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年4月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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内藤 忍
資産デザイン研究所社長

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