コンビニ大手のローソンが2019年7月より午前0時〜午前5時を無人での営業実験そ開始する事を発表しました。
その仕組みは利用客がスマートホンにローソンアプリをダウンロードします。そして、そのアプリを使って鍵を開け、無人コンビニに入店します。そして通常通りカゴの中に商品を入れていきます。決済方法は二種類あり、1つは、アプリで商品のバーコードを読み取り、アプリで精算すキャッシュレス方式。2つ目は、店内にあるセルフレジで商品バーコードを読み取り、クレジットカード・電子マネー・現金で支払いをする方法です。無人コンビニでは宅急便受付、切手・タバコ販売はできませんが、10年後ぐらいにはセルフレジが当たり前になっているかもしれません。
なぜなら、私はファミリーレストランのロイヤルホストで既にセルフレジの経験済みだからです。
その日、私は普通に食事を済ませ、伝票を持ってレジに向かいました。伝票を店員さんが受け取り、いつものようにレジに打ち込んでい^_^ました。しかしその後、支払いは目の前にあるレジにお金を投入して自分自身で精算を済ませました。こういったレジをセルフレジと呼び、現金の授受を店員とは介さない方式です。もちろん現金精算以外にも、クレジットカードでの決済も出来ます。そうする事で、省力化し、人手が省けるわけであり、機械さえ誤作動を起こさなければ、釣り銭勘定間違いを防ぐこともできます。
こうした取り組みは今の日本における人手不足対策につながり、生産性を上げることにつながります。こうした仕組みによって不正が起こらないようにしてほしいと思います。
例えば最初にご紹介した無人コンビニの場合、レジでバーコードを読むふりをして商品を自分のカバンの中に入れてしまう。所謂万引きという行為を心配してしまいます。恐らく、私以上に万引き対策について考えられていると思いますので、私が心配する必要はないと思いますが。
いくら万引きできる環境であったとしても万引きする方が悪い決まっています。しかし、万引きができる仕組みや万引きが出来そうな環境である仕組みであることはよくないと思うんですよね。仕組みの隙をつき、出来心で出来てしまうようであれば、身近なコンビニが犯罪の入り口になってしまいますので、そうならないで欲しいと願います。
折角の仕組みが、犯罪を生む場所になってはいけない。ですから便利さの追求とモラルの両立がとても重要ですね。
編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2019年4月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。