国会議員の怠慢について一言申し上げたい - 中川信博

2009年03月31日 13:04

 この国の国民及び、国民の代表たる国民議会議員は憲法を拝読したことがあるのだろうか。私の記憶では学生時代に憲法を拝読した記憶はない。(高校の授業では憲法の授業があったように思うが、それ以外ではないと思う)実に教育の怠慢であると思う。

 私はそのことを反省して、月に1回程度文庫本ではあるが、日本国憲法を拝読している。そしてその前文にこの「日本国憲法」が確定(そう書いてある)された決意と経緯が記されている。


 それによると私達国民は「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」し、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」し、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意」し、そしてその決意の元に「この憲法を確定」するとある。

「人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚」するのであるが、その理想を説明しておらず、「政治道徳の法則は、普遍的」なものであるが、我国の政治道徳は疑いなく「普遍的」なのだろうか?

 「この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務」であると信ずるが、各国の政治道徳が普遍的であったことが過去にあったのか私は知らない。

 少なくとも北朝鮮が「人工衛星」と称するものを国連決議を無視して打ち上げようとしている昨今、この憲法で私達が「決意」したところの前提となる「平和を愛する諸国民の公正と信義」は
ない。さらに「普遍的」政治道徳が一党独裁の朝鮮民主主義人民共和国及び中華人民共和国にあるとは思えず、それどころか多数政党政治の韓国や我国にもないと思う。

 前提が崩れているのであれば学問的な法則にしろ、法律の条文や契約なども見直すのが常識であると思う。私達ビジネスマンとて前提が崩れたら、契約の条文を見直しを検討するのは当たり前である。

 私達は「正当に選挙された国会における代表者を通じて行動する」のであるから、代表たる国民議会議員は速やかに憲法改正への議論を速やかに始めるべきであり、その行動を起こさない議員は等しく罷免対象であると思う。

 中川信博

 追記:少なくともまともな日本語にはすべきである。「憲法を確定する」とは言わない。やはり「制定する」が普通である。拝読してないからおかしさが分からないのである。国民議会議員はせめて国会の開会と閉会時には全員で起立の上拝読すべきである。

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