きゃりーぱみゅぱみゅさん主演の「もしもしにっぽん」。
ICHIYA’s POP EYE、「コンビニ」の巻。
日本のコンビニはすごい!知ってました?
まず、商品の種類が豊富です。
野菜も果物も売ってます。
切手も化粧品も薬も、シャツもパンツも靴下も売ってます。
コンビニの中で調理をした食べ物を売っています。フランクフルトやポテトのようなホットスナックもあれば、お弁当も温めてくれます。
コンビニの食べ物は、なんといっても、おでん。日本のソウルフード、おでん。
豆腐、こんにゃく、ちくわ、タコ。
日本の食材を、カツオや昆布のスープで煮込む。アツアツで食べる。
コンビニ独自の商品の開発に力を入れています。
お弁当、醤油、化粧品など。
あるコンビニはからあげ、別のコンビニはソフトクリーム、という具合に、それぞれのコンビニチェーン独自に人気商品があります。
日本のコンビニの商品の入れ替わりは早い。あるチェーンでは、店に置いてある全ての商品のうち、70%が1年で入れ替わります。1年で70%。めまぐるしい!
そして、サービスが充実しています。
郵便物を出したり、公共料金を払ったりできます。
コンサートや美術館などのチケットを買える端末機があったり、保険の契約ができたりします。つまり、郵便局と銀行と市役所のサービスが受けられるんです。
もちろん、24時間あいています。夜中でも安全なんです。日曜日も開いてます。
トイレも借りられます。だから、トイレだけ借りに来る人も結構多い。
椅子とテーブルがコンビニの一角に置いてあって、コンビニの中で食事ができる店もあります。コンビニがレストランなんですね。
店の奥に卓球場があって遊べるコンビニもあります。カラオケルームが一体になっていて、コンビニで買った飲み物や食べ物を持ち込んでカラオケができるところもあります。
カーシェアリングって知ってます?何人かで車を共同利用するサービス。コンビニの駐車場を使ってカーシェアリングを提供しているところもあります。
クリーニングもあります。コンビニの中の箱に洗濯物を入れると、数日後に仕上がって、その箱の中に戻ってくる。ぼくは結構これを使っています。便利ですよ!
小さな箱のなかに効率的になんでも詰め込むのは、日本の得意なこと。いかに効率的に多くの人のニーズに合う店にするかを研究して、進化し続けてきたんです。
コンビニはアメリカ生まれですが、日本に40年前に来て、進化しました。これぞクールジャパン。今やアメリカ本国のコンビニを経営しています。日本式で成功したビジネスの代表です。
そんなコンビニ、あなたの国にも、欲しくないですか?
編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2014年10月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。