きのう最高裁判所は、福島第一原発事故について、国の賠償責任を認めない判決を下しました。
【電子号外】国の責任認めず 原発賠償4訴訟 最高裁判決
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#原発事故 #東日本大震災 #原発 #避難 #賠償 pic.twitter.com/JZ5AHh9eQy— 福島民報 (@FKSminpo) June 17, 2022
福島第1原発事故 国の賠償責任認めず 最高裁が初判断https://t.co/qISbs630Kc
避難者側は訴訟で「国は東電に規制権限を適切に行使しておらず違法」と訴えましたが、判決はこれを認めませんでした。
— 毎日新聞 (@mainichi) June 17, 2022
これにはいつもの人々のいつもの反応が出ています。
「私たちのように原発事故による放射線におびえながらも避難をする手立てもなく福島県内にとどまった人は多くいます。原発事故による“生きる苦難”がいまも続いている中できょうの判決は絶対に許せないです」福島訴訟の原告団の団長を務める中島孝さん⁰⁰福島県のニュース https://t.co/UjDMaoNrsX
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) June 17, 2022
いったい何のためにあるのか、最高裁。
被災者の声を聞け。
「東電だけに責任を負わせて終わらせてしまう…
原発事故を起こした社会の誤りも
正せないまま終わってしまいます。
非常に許せない判決でした」https://t.co/M01iYlzina— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) June 17, 2022
これは国の過失責任を問う訴訟ですが、国がすべての災害を100%予見できるわけではなく、それを完全に防止する責任を負っているわけでもない。
国は全知全能の存在であるなら責任もあるだろうが、対策をしても防げなかったというのは冷静な判断だと思う。https://t.co/cdDEcDbhnz
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) June 17, 2022
原発事故の避難住民が国と東電に損害賠償求めた訴訟で最高裁が国の責任を認めないと判決。あの津波に対して“予見可能性”があり、その“結果回避義務”を国が怠ったのなら2万人近い犠牲者への責任が問われる。過去例のないプレート移動を誰が予測し得たのか。残念だが妥当な判決 https://t.co/zm5xqA3XVT
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 17, 2022
今回の訴訟は無過失責任を問う原子力損害賠償法とは無関係です。
「過失責任」はないが、「無過失責任」の賠償義務は負う。それは原賠法で免責されているのだが、民主党政権が使わせなかった。東電が争えば、第3条但し書きが適用されたはず。
今回の裁判は国の「過失責任」を問うものだが、そんなものが立証できるはずがない。 https://t.co/pMo1ihNLPM— 池田信夫 (@ikedanob) June 18, 2022
原賠法の第3条但し書きでは、「異常に巨大な天災地変」の場合には1200億円まで東電が賠償し、それ以上は国が払うことになっていましたが、民主党政権が適用しなかった。これが混乱の原因でした。
旧民主党に賠償責任ありが
私の意見です福島第1原発事故
国の賠償責任認めず 最高裁が初判断 pic.twitter.com/WK8CajyWyP— 高田純 理学博士 (@gatapi21) June 17, 2022
その後も専門家は原賠法を改正すべきだと警告していますが、政府は第3条を改正しなかった。次に事故が起こると、また同じような混乱が起こるでしょう。