2023年4月の日本不動産研究所の調査で、東京と大阪のマンション価格が前年10月から1.5%上昇し、世界主要15都市の中で最高の上昇率を記録したそうです。
そりゃ買えへんわ
マンション価格上昇率、東京・大阪が世界首位 4月民間調査 – 日本経済新聞 https://t.co/R3OS4DSbGG
— ゆな先生 (@JapanTank) May 30, 2024
円安と不動産の割安感から海外投資が増加し、日本の富裕層の購入も進んでいます。
東京の価格水準は107.3、大阪は116.6に対して香港は268.2、ロンドンは207.5となっています。「価格上昇率」という指標ではなく「絶対額」では東京はまだまだ割安なようです。
これ見ると、香港とか中国の不動産バブル崩壊を受けて低迷してる感じですが、依然として世界で一番高くて、1m²当たりのマンション価格は東京の4-5倍で、上海も北京も2倍ぐらい。価格格差がちょっとだけ収斂してきているのよな。https://t.co/qXSj0tF2KU https://t.co/7dfBCSF2kl pic.twitter.com/lWBktktbvY
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) May 30, 2024
日本不動産研究所によると、価格高騰はバブルではなく実需によるものとしています。このままマンション投資に軍配が上がり続けるのでしょうか。
10年前に自己資金1000万+超低金利のローン9000万借りて1億のマンション買った人は、マンション価格が2億になり、1000万の元手で1億儲かったわけです
自己資金1000万をSP500に入れたら2.5倍の2500万、つまり利益はたった1500万です。
圧倒的に東京のタワマンの方が儲かります。 https://t.co/K4hGYct3Te
— ゆな先生 (@JapanTank) July 8, 2023
ただし投資も人生もすべでタイミングなのかもしれません。
鬱で休職中に躁がきて即結婚してマンション買って離婚した友だち、東京のマンション価格の上昇がなかったらすごいことになっていたと思う。不動産相場ありがとう。 https://t.co/iKFEHSss5T
— えりぞ (@erizomu) May 6, 2024
一方で、外国人ばかりが買っていく状況を危惧する声も。
東京都心は今やマンション購入問い合わせの半数超が中国系という地域・物件も珍しくない。それがマンション価格を押し上げ、日本人が買えなくなっている。これを政府は「投資を呼びこめている!」と喜ぶのだろうか。外国人によるわが国の土地資産取得には規制をかけるべきだ。 https://t.co/jeNXFDwfNG
— リフレ女子 (@antitaxhike) May 30, 2024
ただし、首都圏すべてのマンションで同じようなことが起きているわけではありません。景況感の悪化か人口減少か、すでに調整局面に入っている地域も多いようです。
東京23区中古マンション価格
8ヶ月ぶり下落、4月
70㎡あたり7,231万円
価格高止まりで在庫が増えたため前月比0.2%安く、8ヶ月ぶりに下落した。郊外や築年数の古い物件を避け、戸建てに流れる動きがあり、調整局面を迎えている… pic.twitter.com/raKB1RZjJG— すまいよみ (@sumaiyomi) May 23, 2024
いずれにせよ、住宅ローン組んで都心部でマンション買える時代が異常だったと回想する日も遠くないのかもしれません。
むしろ住宅ローン組んで都心部でマンション買える今までが異常だった。90年バブルから失われたウン十年を過ごす中でのボーナスタイム。価格上がり狭くなり妙味も薄れた今、志向は都市郊外でしょう。あるいは23区バス便。例えば世田谷・練馬とか。とはいえその需要も、人口動態見れば限定的なのも自明。
— 長嶋 修 (@nagashimaosamu) May 23, 2024