厚生労働省は、国民健康保険の年間保険料(医療分)に関し、高所得者が支払う保険料の上限を来年度から3万円引き上げ、年間92万円とする方針を決定しました。介護保険料(17万円)を含めた合計上限額は、現在の106万円から109万円に引き上げられることになります。
待て待て待て待て
これ増税なんだよ
保険料だから増税じゃないって頭おかしいんだよ
差押あるんだから税金と同じ扱いされてるんだよ高所得者の国民健康保険料、年間上限3万円引き上げへ 厚労省(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/3rKNHSLDHL
— なも (@nakamanamo) October 30, 2024
この措置が「増税」と表現されないことに疑問を感じる声もあります。
来年度から国民健康保険料に関して『上限3万円引き上げ』で高所得者の負担増…これを増税と表現しないのは卑怯だと思います。体調に大きな問題がなくても高齢者は診察も薬も安価だからと言って溜まり場のように医療機関へ集まり、体調不良の現役世代が長時間待たされる…というのは本当に理不尽です。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) October 31, 2024
控除額の引き上げが悪い訳では無いが、社会保険料をなんとかしろよ。
これ酷すぎでしょ。
そもそも社会保険料を上げすぎ。
ステルス増税し易いからってふざけすぎでしょ。#自民党は狂っている年収の壁引き上げで減税7兆円 政府試算、178万円の場合https://t.co/vLaSt7QUcg pic.twitter.com/en3FBnQNDv
— みつはし (@3tsu84) October 30, 2024
これではいくら給与が増えても現役世代の手取りは増えません。
しかし健康保険料は上限引き上げ以上に多くの問題点があります。とくにその保険料の高さは低・中所得者に大きな負担となっています。
103万円の壁を178万円に引き上げることが話題になっていますが、多くの人が誤解しています。103万円の壁を超えた場合でも、数万円の所得税が発生するだけです。本当に大きな影響があるのは、社会保険料が発生する130万円の壁です。
103万円の壁の議論は労働供給にもほとんど影響がありません。
人手不足で中小零細が倒産しまくってるけどかまわんのね。 https://t.co/4jCJy2v8vF pic.twitter.com/z2RabVQH4b
— 【永江の新垢】データ解析好きのWeb系コンサルタント兼マーケッター (@IssekiNagae) October 31, 2024
一部野党の支持者の理解しがたい点として、中低所得者にとって最も大きな負担は消費税ではなく社会保険料であるにもかかわらず「消費税減税・廃止」を掲げて盛り上がっている点があげられます。
しかし高齢者の医療費の3割負担を政策に掲げた政党が選挙で大敗したため今後どの政党もこの政策を提案しにくくなりました。
維新が高齢者の医療3割負担を政策に出してボロ負けしたから、今後の選挙でどの政党もこれをいえなくなった。
つまり今回の衆院選で日本滅亡はほぼ決定したのです。 pic.twitter.com/BqvGC5c2de
— 【永江の新垢】データ解析好きのWeb系コンサルタント兼マーケッター (@IssekiNagae) October 31, 2024
ところで維新は何をやっているんですか?
国民民主党より議席を持っているんですけど。医療費自己負担全世代3割が出来なければ
予算にも法案にも協力できません。とか言ったらどうなんですかね。
— 東徹 21世紀の精神科医 21st century psychiatrist (@21st_Psychiatry) October 31, 2024
参照:なぜ自公と維新は大敗し、国民は大勝したのか 永江 一石
今回の衆議院選挙を通じて日本の将来に暗い影が差してしまうのでしょうか。