ル・ブイヨン・デュ・コック(サン=トゥアン)

ティエリ・マルクスの新店「ル・ブイヨン・デュ・コック」へ。夏休み前に行く予定にしていたのが間に合わず、ようやくゴー。

初めて降りるサン=トゥアンの駅。おぉ、開発がものすごい~。聞けば、大手企業がどんどん移転してきているそう。

12時前から列ができ始め、12時半にはワイワイガヤガヤ、これぞブイヨン!敵な雰囲気に包まれて、いただきまーす。

メトロ出てすぐ
パリ郊外だけど、行くのは簡単

ブイヨンらしいグラスで、乾杯

ニシンジャガイモ(あればついつい頼んじゃう)、サラダマセドワーヌ、おまけにもらった卵ミモザ。丁寧でフレッシュで、どれも好感度高い。カフェでも定番卵ミモザ、一番人気だそう。びっくりのお値段も人気の要因でしょう。

メインは、タラのパルマンティエ仕立て。ブランダードと違って混ざってないので、魚の食感がちゃんと感じられてナイスアイディア。これ、今度真似しよう。お友達の、香り高いトロトロ豚もいい感じ。付け合わせのインゲンがかなりシャッキシャキでとてもよい。

最後は、フランスのカジュアルデザートの定番中の定番、クレーム・ブリュレとムース・オ・ショコラ。とろり軽やかなクレームの食感、好み。ムースは上品な甘味で、お腹いっぱいでも食べられちゃう(とはいえ、流石に少々残してしまった…。ごめんなさい)。

お値段かなーり優しく、雰囲気&サーヴィスもとても心地よいので、オープン早々大人気なの、わかる。オリンピック村が近くで、開催中はオリンピック村のレストランを嫌った選手やスタッフたちが大勢きていたそう。

シェフは、ティエリの元でいろいろなレストランのオープンを手がけてきた、ティエリ・マルタン。彼に任せておけば、間違いなし!の、ティエリ(マルクス)の隠れた右腕。

おいしかった、お腹いっぱい、ごちそうさまでした。

左のコック(雄鶏)は、前にこの場所でレストランやっていた店の屋根に飾られていたシンボルだったそう

ルーフトップ、天然芝敷いてて気持ちいい。サン=トゥアン、一望。
来年夏に来たいな。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年9月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。