iPadに束縛されない、電子書籍とは - 川口健太郎

アゴラ編集部

日本語電子書籍の投稿共有サイト「ePubs.jp」–有料課金も予定

目下、電子書籍元年と叫ばれている現代であるが、果たして本当にそうだろうか。一昔前にデジタルサイネージに、市場の注目が集まっていたときがあったが、電子書籍もかつてのメルマガやケータイ書籍があったように、同じくサイネージもかつての電光掲示板であったように、結局は温故知新であり、+αのバリューに、新しいフィーリングが加わり、現代版としてリニューアルしたサービスなのではないかと感じる。電子書籍もサイネージも、果たしてリアルなイノベーションと呼べるのだろうか。それがイノベーションであれば、僕はその領域の中では、甘めなテイストのイノベーションに属するのではないかと思う。つまり、それらを一瞬で説明すると、”フロンティア≠イノベーション”ということである。


そんなイントロから始まる今日の記事であるが、今話題の電子書籍の競合が少ないビジネスモデルについて考えてみた。よく言われているのが、電子ブックリーダー(iPad,kindle,iPhone)についてであるが、電子ブックリーダーに思考を束縛される必要もないのでは?と思い、考えを巡らせてみた。ポイントは、細切れの時間を効率良く使うことである。現代人は、様々なモノやサービス、そして情報に支配されている。

有益な情報を掴むためには、多くの情報をインプットしなければならない。そうすると時間は有益なので、まとまった時間がなくなっていき自分の時間は、移動中などの細切れの時間になっていくのである。この細切れの時間は、ゲームなどの暇つぶしに使っては勿体無いと思う。細切れの時間は、情報をインプットするための、最高に穴場的な時間であり、使わない手はない。これからは、細切れの時間を重要視する人間が、twitterの爆発的な普及からも推測出来るように、今まで以上に細切れの時間を重要視する傾向は増え続け、twitterや電子書籍などに代表されるように、細切れの市場を開拓する企業が増加する流れにシフトしていくだろう。

そこで新たなデバイスを必要としない、ケータイを含めたモバイルデバイス向けの電子書籍サービスである。イメージとしては、ケータイ小説とメルマガがミックスしたサービスである。実際、長文のメルマガを購読していて思ったのだが、僕は、webのメーラーでメルマガを読まない。ケータイに転送して読んでいる。それは、gmailをケータイからアクセスして、長文メルマガを読むと次のページへのリンクがあり、電波が悪いと非常にストレスになるからだ。

それを回避するために、まとめてリロードして”次に進む”で読んでいたのだが、それが20ページ以上になると、さすがに使い勝手が悪い。そこで、gmailからケータイにメールを転送しているのだが、そうすると一通まとめて読むことが出来、勝手にケータイが受信してくれるので便利なのである。

これを電子書籍と融合すると、非常にユーザビリティに優れた、電子書籍サービスができるのではないだろうか。ポイントは、デバイスを選ばず、メール配信ができる書籍サービスなので、本を章ごと、もしくはトピックごとに小分け販売をすることで、 ロングテールのイメージで、 好きな箇所だけをまとめて読める。フォルダリング機能が必要だとしても、既存のケータイのメーラーで、それはある程度解決出来るだろう。

細切れの時間を有効活用するには、最適なサービスではないだろうか。今後どのように電子書籍の市場が変化していくのか、動向が楽しみである。

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iPhoneをiPadに!? Mr.マリック、Ustで超魔術

Mr.マリックに於いては、”(文中)iPhoneがiPadになるかもしれない世界初の超魔術”ではなくて、”iPhoneがiPadになるしかない。”という選択肢しかないと思われる。笑 しかし、さすがマジック界の一世を風靡した一流スターだけあって、常に最先端のアンテナ張っているなと感じた記事であった。余談ではあるが、そういえば高校生の時に、マジックに非常にハマったことがあった。一日一個発明をしていた孫さんではないが、僕も一日一個マジックを編み出して友達に披露していた。笑

今思えば、マジックを編み出すことは、柔軟なアイディアを湧き出すこと、右脳に響くフレーズを使った表現力、そしてストーリーに仕上げるロジカルなプレゼン力や、人の興味を好きなポジションへコントロールすることが学べる、良い社会勉強の素材になったかもしれないとふと思ったり。マジックは、繰り出す目線が、すべてだと思う。

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マジシャン御用達のトランプ。にも係わらず、一般で売っているキャラクターなどのプラスチックトランプは大体1,000円ぐらいだと思うが、このバイシクル(トランプ)は安い。それは、マジシャンの使うトランプは、消耗品だからである。
(川口健太郎 ザーズ株式会社 代表取締役社長 兼 最高経営責任者)