最近では著書『精神論抜きの電力入門』(新潮新書)が話題になりました。(池田信夫氏の同書のアゴラでの書評「願望でなはく現実から出発するエネルギー政策」)
福島原発事故の後で東電批判が強まり、電力改革が突如浮上。電力会社に地域独占を与える代わりに供給義務を課した日本の電力供給体制を、「電力自由化」の名目で変えようとしています。
澤氏は、その問題に対する慎重派。一方で、池田氏は小売り自由化を肯定しています。現実的な政策論で知られる2人ですが、意見の違いが対談でどのように現れるのか。私たちに切実な問題である電気代の下落は実現するのか。問題が複合的な視座で語られることでしょう。
多様な立場の人が意見を投稿する言論空間アゴラ。今では閲覧数が月300万ページビューとなり、言論サイトBLOGOSやヤフーニュースへの転載を含めるとその閲覧数は月500万ページビューを超えます。そしてネット空間で多くの人が集う「アゴラ」(議論の場)になりつつあります。次は映像を通じて、読者の皆さまと新しい形での言論を創造・発展させます。
(アゴラ編集部)