アベノミクスは「空気」で生まれ、「空気」のように消えた

アゴラ編集部

毎週金曜日9時にお届けする言論プラットホーム・アゴラの映像コンテンツ「アゴラチャンネル」。5月31日の放送は池田信夫アゴラ研究所所長が、『アベノミクスは「空気」で生まれ、「空気」のように消えた』をテーマに語ります。入口は上記アゴラチャンネルから。

5月の池田所長の最新刊である『「空気」の構造—日本人はなぜ決められないのか』(白水社版、電子書籍・アゴラブックス版紹介文)を題材にして、現在のアベノミクスの行く末、そして日本の混迷の理由を分析します。


日本社会の意思決定で常に現れる「空気」。その集団、場を支配する同調圧力ですが、実態が明確でない曖昧な存在です。ところがその「空気」が状況を動かし、非合理的な決定を産んでしまいます。空気はなぜ生まれ、そしてどうやったら乗り越えられるのか。過去の日本人論や最新の社会学、心理学などの広い分野からの知見を参照しながら、池田所長が日本で繰り返される「失敗の本質」を探ります。聞き手はジャーナリストの石井孝明氏です。

またアゴラチャンネルは、来週から金曜日午後9時から、火曜日午後8時に放送時間が変わります。またユーストリーム、YouTubeなどでも公開して、よりアクセスしやすくします。リニューアルの詳細はのちほどお知らせします。

多様な立場の人が意見を投稿する言論空間アゴラ。今では閲覧数が月300万ページビューとなり、言論サイトBLOGOSやヤフーニュースへの転載を含めるとその閲覧数は月500万ページビューを超えます。そしてネット空間で多くの人が集う「アゴラ」(議論の場)になりつつあります。次は映像を通じて、読者の皆さまと新しい形での言論を創造・発展させます。

(アゴラ編集部)