マクドナルドから教わった「大切なこと」とは --- おときた 駿

アゴラ

今日は高校一年生~大学一年生までアルバイトをしていたマクドナルド巣鴨店の大先輩たちとの食事会でした。なんと、会うのは約12年ぶりの方々も! あの頃の僕は高校生のクソガキだったのに、お世話になった社員さんも40歳…なんだか、時の流れを感じます。

何かと評判の悪い外食産業のマクドナルドですが、僕はこのアルバイトですごく大切なものを得てきました。


例えば、自分の信条の一つに

「マニュアル(基本)を馬鹿にしない」

というのがあります。

これって、マックバイトから学んだことなんですね。

マックのオペレーションは、秒単位で様々な行動が定められています。当時は僕も子どもなので、いろいろと自分なりのやり方を試してみるわけです。

でも、やっぱりどうやっても、マニュアルに定められた通りにやるのが一番いいんです。逆に言えば、マニュアルに従っていると、必ず成長できる。

これって、当たり前に見えて、実はすごいことなんだと思います。特に、社会人になってからそのすごさに気づきました。

どんな能力や経歴を持った人でも。学生でも、主婦でも、フリーターでも、外国人でも、必ずある程度の仕事ができるレベルまで引き上げられる。

このマクドナルドのマニュアルは本当に稀有なものだと思いますし、それを創れる企業だからこそ、きっと外食産業の頂点なんですね。

こういうことを普通の人は、学業や部活で学ぶんでしょうけど、僕はたまたまマクドナルドという場所で体得しました。笑

最近は色々と業績が厳しいと噂されるマックですが、なんとなく心情的に応援してしまうし、もしもマニュアル教育があの時のままなら、ぜひ子供たちにはあんなトレーニングを受けてほしいなぁと思います。

ちなみにこんな奇跡的な飲み会が実現したのは…

そう、やっぱりFacebook(ネット)がきっかけでした。

いやー改めて、インターネットってすごい。情報発信してみると良いことがあるなぁ。

皆さんも、懐かしい友達や先輩の名前をFacebookやグーグルで調べてみると、思わぬ邂逅があるかもしれませんよ?!

先輩たちから刺激を受けて、基本を忘れずこれからも頑張ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は都議会議員、おときた駿氏のブログ2014年6月13日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださったおときた氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。