今はウナギではなく「アナゴ」の旬

アゴラ編集部

細長くてヌルヌルした魚類というのは、生命力が強く、食べるとけっこう滋養があるものが多いようです。ウナギしかりハモしかり、です。内陸の京都でハモ料理が発達したのは、生命力の強いハモは長時間の移動でも死なず、新鮮なまま調理できるから、という話があります。

当方が撮影用に築地市場で買い求めたアナゴは、水分のない状態でまる1日以上も生きていて、撮影用につかもうとしたら噛みつかれました。そのため、魚市場で売られているアナゴは、首の上に切り目を入れ、動き回らないようにされています。それでもしばらく生きているし、その鋭い歯はハモにも負けません。撮影のため、無理を言って首に切れ目を入れないアナゴを用意してもらった、というわけ。


東京湾のマアナゴの旬は、ちょうど今頃のようです。ウナギ同様、アナゴの生態も長くわからなかったんだが、やはり南方の海の中で産卵時期は6月から9月。今頃は産卵時期に重なり、脂ものって美味になるんでしょう。ご多分に漏れずアナゴも資源の危機が囁かれ、これもおなじみ近畿大学水産研究所が富山の実験場で養殖技術の確立に乗り出しているようです。

静岡、沼津の寿司屋「山正」アナゴの握り。

神奈川県水産技術センター
私の解剖道具


Are fish far more intelligent than we realize?
VOX
魚類というのは、我々が思っている以上に賢いのかもしれない、という記事です。魚の愚かさは「三秒しか前のことを記憶していない」というような表現で言い表されたりするんだが、もしも賢かったら、魚類にも「知性」があったら、いったいどうするのか、ということも書かれている。クジラは「知性」があるから保護せよ、という欧米人も多い。こうなると、どっちのほうが愚かかわからないんだが、彼らはもう魚を食べなくなるかもしれません。

【意外】日本の携帯料金は安い!総務省が世界の携帯料金ランキングを発表
かみあぷ速報
これはけっこう「意外」なのかもしれないんだが、日本の携帯端末料金の問題の本質は、その涼気体系のわかりにくさと不親切さ、多様性のなさ、さらに意図的にユーザーを騙そうとするかのような態度にあります。現状では主に3社体制で拮抗してるんだが、どこかが1強になったとき、その本性を現すんでしょう。

Taylor Swift Randomly Left Her Insight On Unrequited Love Under A Fan’s Instagram Photo
BUSINESS INSIDER
最近、ネットのSNS上で話題の多い米国のミュージシャン、テイラー・スイフトについて書いている記事です。彼女の女性ファンが、写真SNS「Instagram」に失恋したとメッセージを残したら、テイラー・スイフトが丁寧で長いコメントを返して慰めてくれた、という話。「恋多き女」らしい逸話なんだが、先日もSNSなどがアーティストとファンとの関係を変質させつつある、と発言して話題になった彼女。ファンとの新たな交流方法を発見したんでしょうか。

テイラー・スイフトのInstagramページ

真相は闇の中へ。『小保方晴子の上司 理研:笹井芳樹副センター長が研究棟で自殺 現場に遺書』。毎日新聞 2014年8月5日。
ロストテクノロジ研究会
かなりの心理的圧力があったんでしょうか。京大医学部から最先端のスター研究者へ、という略歴から自身のプライドと衝突したのかもしれません。理研では依然として、いわゆる「STAP細胞」の有無を検証する実験を続けている。キーパーソンがいなくなったことで「STAP細胞」騒動はさらに不可解な状態へ入っています。


アゴラ編集部:石田 雅彦