『朝日新聞 世紀の大誤報』
朝日新聞が20年以上にわたり誤報し続けてきた慰安婦問題。日韓問題を取り返しのつかないほどこじれさせ、国際社会における日本の名誉を大いに傷つけた、この戦後最大のメディア犯罪はなぜ起きたのか? 20年以上前から慰安婦の強制連行が存在しなかったことを指摘し続けてきた著者が、朝日新聞が誤報にいたった経緯、そして今回の記事訂正までの経緯を解説しつつ、慰安婦問題の全体構造を読み解く。さらに今後の処方箋も提案。
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目次
はじめに 5
第1章 慰安婦問題入門
「強制連行」の神話 8
それは嘘から始まった 10
河野談話の失敗 14
行き違いが重なって問題が拡大した 17
慰安婦問題は「競合脱線」 19
第2章 朝日新聞の「第2の敗戦」
「慰安婦狩り」の嘘 23
誤報を書いた記者が「検証記事」の責任者 26
植村記者の偽スクープ 29
「キーセン」が「連行」に化けた 32
二転三転する証言 37
なぜ強制連行を混同したか 40
混乱する「強制連行」の定義 42
植民地ではすべてが強制 44
慰安婦問題の「本質」とは何か 47
「軍の関与」と強制連行の混同 50
なぜ訂正しなかったのか 52
第3章 誤解は世界に広がった
「官憲等が直接これに加担」の本当の意味 55
河野談話はいかにしてつくられたか 59
問題を「延焼」させた福島瑞穂 61
「1兆円訴訟」をねらった人権派弁護士 63
国連が広めた「性奴隷」 65
元慰安婦の支離滅裂な証言 69
昭和天皇に強姦罪を宣告した「女性国際戦犯法廷」 71
「国際社会の常識」を逆輸入する弁護士 73
各国で広がる慰安婦非難決議 76
英語中心主義の傲慢 77
ニューヨーク・タイムズの「性奴隷」報道 80
日本人を差別する日系人 82
第4章 世紀の大誤報はなぜ生まれたのか
植村記者の義母は詐欺師だった 85
慰安婦報道で暴走した記者たち 87
「贖罪史観」は営業と出世の道具 89
慰安婦捏造は大阪本社の構造問題 92
慰安婦問題の「核心」は吉田証言ではない 94
なぜ国家賠償にこだわったのか 96
本丸は男の強制連行 99
劣化する朝日新聞 101
「リベラル」が戦争を主導した 104
第5章 誤解をどう解くか
争点は「強制連行」から「性奴隷」へ 107
人身売買の批判は「非歴史的」である 111
韓国との和解は可能か 114
河野談話を見直す必要はない 116
「つかみ金」の追加は事態を悪化させる 118
「日帝36年」の幻想 120
第三者委員会のためのアジェンダ 123
おわりに
心情倫理とポピュリズム 126
「戦後リベラル」の終焉 129
朝日新聞にできること 131
アカシックライブラリー
(株式会社アゴラブックスは株式会社アカシック ライブラリーへと名称変更致しました。)