作るだけでも価値がある「今年やるべき100のリスト」 --- 内藤 忍

アゴラ

新年あけましておめでとうございます。本年も、内藤忍並びに、株式会社資産デザイン研究所、一般社団法人海外資産運用教育協会をよろしくお願いいたします。今年も元旦から、恒例の「今年やるべき100のリスト」の作成をはじめました。


「今年やるべき100のリスト」とは、1年の間に達成したいことをリストにして書いていくものです。100のリストと言っても、そんなに大げさなものではありません。ちなみに、私の100のリストは、

「The Economist」を毎号必ず1コラム読む
ブログを毎日更新する
毎朝トレーニングを欠かさない

といった日々継続すべきリストと、

書籍を年間2冊出版する
大学時代の友人Kに会う
個人投資家が集まるスペースをオープンさせる

といった1年のうちに期限を決めてやるべきことに、毎年分かれます。

リストを作ったら、モレスキンの方眼(写真)の最初の4ページに、書いていきます。そして、これから一年間、もし達成したら、順番にチェックを入れていくのです。

この100のリストは、ここ数年、毎年年初に作成していますが、いつも達成できたのは3割前後。3割という数字は、少ないように見えるかもしれませんが、3割といえば野球の打者で言えばクリーンアップの打率です。「30しか達成できなかった」ではなく、「30も達成できた」と思うべきです。

そして、重要なことは、達成率という数字ではなく、100のリストを作ったことによって自分の中に起こるポジティブな変化です。

もし、100のリストを作らなかったら、できなかったこと、思いつかなかったことが、1つでも実現できたとしたら、そこに意味があります。100のリストを作ることによって、少しでも日々のモチベーションが上がり、チャンスを逃さないようにできれば、そのポジティブな変化だけで、元が取れたようなものです。

今年も、正月三が日で、新しいモレスキンの手帳に100のリストを書き込んで、1年間その手帳を使い続ける予定です。皆さんも、今年から「100のリスト」を作ってみませんか?人生を変えるきっかけというのは、こんなちょっとしたことにあるように思います。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。