ニュース制作現場だから分かった「朝日新聞」もう一つの読み方

渡辺 龍太

こんにちは!フリーでネットからテレビまで、様々なニュースを制作をしている渡辺龍太です。(@wr_ryota ryota7947 アットマーク gmail.com)

去年の朝日新聞の誤報騒動以来、朝日新聞バッシングが起きています。ですが、私はそういった「朝日新聞をもう潰せ!」という様な世間の動きを大変心配しています。というのも、せっかく朝日新聞が前代未聞の誤報騒動を起こしたのだから、それをきっかけに日本人はメディアの習性をもっと学ぶべきではないかと思うからです。

なので、最近、メディアの習性を朝日新聞の誤報を元に詳しく書いた本を作りました。



実は、朝日新聞は、戦前の設立間もない頃から、真実を伝える事よりも「読者の感情を煽る」事にフォーカスした記事作りを行っている新聞なんです。例えば、戦時中に英米を鬼畜と呼び、感情的に戦争を扇動していく事になる言葉を使い始めたのはアサヒグラフという朝日系列の雑誌が最初だと言われています。そして、もちろん去年の話題の中心だった慰安婦の誤報記事も、明らかに読者の感情を煽ろうとしすぎたために生まれました。

しかし、もし読者の多くが、朝日新聞の読者煽りのテクニックを知っていたらどうだったでしょうか。そして、多くの人が、朝日新聞が慰安婦をネタに、どの様に読者の感情を煽ろうとしているのかに気づいていたらどうだったでしょう。おそらく、こんなに大きな日韓関係を破壊してしまう程の誤報騒動になる事ではなかったはずです。

実際、朝日新聞の慰安婦誤報記事を、『もう一つの読み方』で読めば、あの手この手で「読者の感情を煽る」テクニックが駆使されているのはバレバレです。細かい読解はブログでは書けないので触りを述べると、感情ばかり書かれていて、事実が軽く扱われていたりする文章が非常に多いのです。

というわけで、メディアがどうやって人間の心を煽ってニュースを売ろうとしているのかを、一人でも多くの人に知ってもらえればと思いました。それにより、ちょっと世の中が良くなるんではないかと思っています。なので、皆さんも「朝日新聞」もう一つの読み方 を知り、世の中を煽りすぎているメディアの裏をかく技術を身につけませんか?そうすれば、世の中をより広い視点で見れる様になるはずです。

※Facebookで「マスコミもう一つの読み方」というグループを作りました。そこにコメントを頂いたら、確実に返信いたします。