スターバックスがセブンイレブンに見習ってほしいこと --- 内藤 忍

アゴラ

スターバックスコーヒーを利用することがとても多くなりました。店内利用も多いですが、美味しいコーヒーをオフィスで飲みたいとテイクアウトでも利用します。その時、1つだけ改善して欲しいことがあります。


それは、レジの混雑です。人気があるから混雑しているのは、理解できます。しかし、私の場合、注文はいつも本日のレギュラーコーヒーで、会計はスターバックスカードを使ってキャッシュレスで行っています。本日のコーヒーは、既に作ってあるものをレジの人が直接注いで出してくれます。時間が無い時に、美味しいコーヒーがすぐに手に入るとてもありがたい方法です。

ところが、せっかくスピーディに注文ができても、行列の前で、あれこれ悩みながら、スペシャルなメニュの注文をしている人がいると、レジに辿り着くまでに結構な時間がかかります。列に並んで待っていて、時間切れになってしまい、途中で諦めてしまうことも多いのです。

そこでスターバックスに提案したいのが、「セルフレジ」の導入です。セルフレジとは、お客さんが自分で商品を選んで自分で会計をするレジのこと。スターバックスの入口近くにスターバックスカード限定のセルフレジを導入し、コーヒーはセブンイレブンのようにお客さん自身でカップに注ぐようにすれば良いのです。

スターバックスの価値は、コーヒーのクオリティにあります。例えセブンイレブンと同じ自分で入れるサービスになったとしても、コーヒーの品質が維持され、スピードアップによって時間を買うことができれば、価値は落ちないと思います。

スターバックスの店内は、勉強する学生や、仕事のオフィス代わりに使っているノマドの人たちで、回転が悪くなっており、既存店の成長余地が小さくなっています。テイクアウトの売り上げを一段と伸ばすことが必要。そのための秘策としてもセルフレジの導入は悪くないと考えますが、スターバックスファンの皆さまはどのようにお考えでしょうか。

スターバックスとセブンイレブン。個人的にはどちらも大好きなお店ですが、スタバのレジにも是非セブンのプレミアムコーヒーのアイディアを取り入れて欲しいと思います。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年2月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。