昨日のFNNニュースで「LGBTカップルが結婚式を挙げるまで」という特集がありました。
※日本でも注目度が高まるLGBTの動向(出典;wikipedia)
様々な式場に申し込んで断られた日本人と米国人の男性カップルが、最後は八芳園で家族や友人たちに祝福されながら挙式を実現させるという話です。
八芳園のプランナーの対応やコメントが素晴らしく、「日本もやっとここまで来たか」と思えました(ただ、書類申し込みの表記を「新郎・新婦」から「代表者様・お相手様」にしていたことだけは配慮によるものなのでしょうが、逆に違和感を覚えました。日本ではやはり男性が「代表者」、女性が「相手」という意識なのでしょうか)。
私にも何人かLGBTの知り合いがいますが、まだ結婚披露宴に呼ばれた経験はありません。日本でも、式場で堂々と開くのが当たり前となって、招待して頂けるような日が来るのを立法の面から実現していきたいと考えています。
最後に・・・番組内で米国人側は家族も含めて顔を露出していたにも関わらず、日本人側には終始ぼかしが入っていたことが残念でした。それが、現在の日本の状況を良く表しているのだと思います。その後、二人はマサチューセッツ(私の育った州。イギリスに対して独立戦争を始めたり、黒人奴隷制度を廃止したり、非常に先進的な風土です)に出向いて正式な夫夫となったようです。日本での生活はまだまだ大変な事が多いでしょうが、ぜひ頑張って頂きたいと思います!
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2015年10月13日の記事「LGBTウエディング」を転載させていただきました(画像編集はアゴラ編集部)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。