稲田政調会長と、ひとり親支援等について議論した --- 駒崎 弘樹

日本初の女性総理候補の一人として注目が集まる、稲田朋美議員とお話ししました。「ひとり親を救えプロジェクト」の呼びかけ人でもある、気鋭の社会学者、古市憲寿さんからご紹介を頂きました。

稲田議員にはひとり親の第二子以降の給付金(児童扶養手当)が低すぎることについて話すと
「こうした厳しい環境にいる人にこそ、政治は寄り添わねば」
「休眠預金の社会的活用を進め、困難な立場の人たちを助けていくべき」
LGBT等の性的マイノリティの方々の権利についても、政治はもっと関心を持っていくべきだ」

など、ひとり親だけにとどまらず、マイノリティの人々への共感と、環境改善への意志を示されました。

メディアでは一つの側面が強調されがちですが、政治家の方々には色んな側面があって、あるイシューでは考えが異なったとしても、違うイシューでは思いを一つにできる、ということはあるわけです。

その、それぞれ違う考えを持つ政治家の皆さんと、一致できる部分で手を繋いでいき、広く社会問題への課題意識を共有し、そして実際に制度や法律を共に改善していきたいと思っています。

「ひとり親を救え」プロジェクトでは、地味ですが政治家や官僚の方々と対話を続け、児童扶養手当の増額やその他子どもの貧困を緩和させる重要な方策が実現に近づくよう、後押しして参りたいと思います。

・署名サイト
https://goo.gl/Xof6Sc
・ひとり親を救えプロジェクトのサイト
http://save-singleparent.jp/



編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2015年11月16日の記事を転載させていただきました(タイトルはアゴラ編集部で改稿)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。