教育視点からの子どもの貧困 --- 水野 友貴

水野友貴です。

昨日は朝から県庁へ。

私の政策テーマとしている「里親制度」や「手賀沼」「DV防止」「千葉の魅力発信」など合計10案件ほど。

全て県からの説明を求め、来週からは相当詰めていきます。

午前中、目一杯協議した後は、先輩県議と男女共同参画について意見交換。

その後は県庁から我孫子市役所へ。
さらに地元市民と打ち合わせ。

更に私が大きな政治テーマとして取り組んでいくのは
教育視点からの子どもの貧困」です。

大先輩の政治家や学者とともに私の政策の大きな柱としてこの問題の改善に全力を尽くしていきます。

子供の相対的貧困率はご存知のように上昇傾向となっています。

OECDによると日本の子どもの相対的貧困率はOECD加盟国34か国中、10番目に高いのです。

大人1人で子供を養育している家庭の相対的貧困率が高く、そして就学援助を受けている小学生・中学生の割合も上昇が続いています。

子供がいる現役世帯の相対的貧困率は15.1%で、そのうち大人が1人の世帯の相対的貧困率が54.6%と
大人が2人以上いる世帯に比べて非常に高い水準となっています。

子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中、日本が最も高いんです。

経済的理由により就学困難と認められ就学援助を受けている小学生・中学生は平成24年には約155万人。平成7年度の調査開始以降初めて減少したとはいえ、減少した主な原因は子どもの数全体(いわゆる母数)の減少によるものです。

就学援助率はこの10年間で上昇を続けており、平成24年度には過去最高の15.64%となっています。

ひとり親家庭など大人1人で子どもを養育している家庭が特に経済的に困窮している実態があります。

メディアを通して全面的に発信をしていきます。

私は里親推進はじめ、どんな環境のこどもたちでも平等な教育機会が得られるように、政治家として働きかけていきます。


水野 友貴  千葉県議会議員(無所属、我孫子市選出)
http://mizunoyuuki.com/


編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年1月14日の記事を転載しました(編集部で一部改稿)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。