乙武洋匡氏が声明文

アゴラ編集部

きょう3月24日発売の「週刊新潮」で、5人の女性と不倫関係にあったと報じられた、作家で、前東京都教委の乙武洋匡氏が同日朝、公式ウェブサイトと自身のフェイスブックを更新し、妻・仁美氏と声明文を発表した。乙武氏は「妻と、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為」として謝罪。仁美氏とともに、夫婦としてやり直す意向を示した。

乙武氏は昨年12月に東京都教委を「一身上の都合」で退任。今年夏の参院選出馬が取りざたされ、最近は朝日新聞や日本テレビ等で、「自民党から東京選挙区か比例区かで出馬する方向で最終調整中」と報じられていた。声明文では、参院選出馬については言及されていない。

声明文は次の通り。http://ototake.com/

『週刊新潮』の報道について

このたびは私の不徳の致すところにより、多くの方にご迷惑、ご心配をおかけして、たいへん申し訳ございません。

報道された私の行いは、これまで支えてきてくれた妻と、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為であり、決して許されるものではありません。

以前より、妻には私のこれまでの行いを打ち明け、話し合いをしておりました。一生かかっても償いきれないほどの過ちであるにもかかわらず、妻は私を許し、やり直そうと言ってくれました。

「夫として、父として、もう一度、あなたを家族として迎え入れたい」と言ってくれた妻に、今度こそ応えたいと思っています。

失った信頼を回復するのは決してたやすいことではありませんが、いま一度、自分を見つめ直し、家族と向き合っていく所存です。

妻や妻のご両親、3人の子どもたちに心より謝罪し、またこれまでの仕事や活動のなかでお世話になっているみなさまに深くお詫び致します。
2016年 3月24日
乙武洋匡
このたびは、夫、乙武洋匡の行動が週刊誌で報じられた件につきまして、多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。

このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております。

今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました。

本人はもちろん、私も深く反省しております。

誠に申し訳ございませんでした。
2016年 3月24日
乙武仁美