FC岐阜での2年前の仕事が、「ありがとう」で返ってきた

この写真の横断幕は、昨シーズンにサポーターが私のために作ってくれたもので、社長退任後の今シーズンもコンコースに掲げてあります。FC岐阜は開幕2連敗から、一転して3連勝を成し遂げ、順位を8位まで上げました。このままの勢いでどんどん勝ち点を積み上げて欲しいものです。

 

試合当日、スタジアム周辺を回っていると色んな方が声をかけて下さいます。お久しぶりの方、初めましての方、様々です。そんな中、先日嬉しい声掛けをいただいたので、ご紹介します。

声掛けいただいた親子との出会いは、2014年の開幕の頃になります。当時の私は、岐阜には来ていましたが社長になる前で、社内の仕事の流れも分かっていませんでした。そんな中、話しかけられました。

なんでも、FC岐阜が作成した小学生向けのチラシのイメージ写真に、お子様の写真を使わせていただいたということで、その写真をご所望でした。その場での対応は出来ず、連絡先を頂戴し、後日連絡差し上げることとしました。

早速調べて、写真そのものよりもデータの方が使い勝手がいいと思い、準備してメールでお送りしました。そうしたら、お父様から連絡いただき、子供たちがすごく喜んだと教えていただきました。良かったなぁと思ったことを良く覚えています。


そんなやり取りがあった親子から、以下のお言葉をいただきました。
「あの時以来、すっかりファンになって、ずっとFC岐阜を応援しています。あの時、あなたに対応してもらわなかったら、私たち親子は今ここに居ないです。ありがとうございます!」
社長に就任する前の、1スタッフとしての当たり前の対応が、2年後に「ありがとう」で返って来ました。ALSになって以来、涙腺がゆるくなった私には、目頭にグッと来る言葉でした。だからサービス業はやめられないのです。また1つ思い出が増えました。

 

試合後、快勝に喜ぶお客様が帰られた後、片付けをしているピッチを見つめながら、もう自分がFC岐阜運営側として、ありがとうを紡ぎ出すことはないんだなと思い、淋しさを覚えました。FC岐阜の担う仕事は、やっぱり素晴らしいのです!
喜びと淋しさの渦巻く、スタジアムでの一コマでした。




恩田聖敬

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この記事は、岐阜フットボールクラブ前社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年3月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。