こんにちは、水野ゆうきです。
本日の駅頭は残念ながら雨で中止でした。
雨が降っていると、傘を持って通学・通勤する皆さんの邪魔にもなり、お手伝いいただく後援会「我孫子ゆうき部」の皆さんが風邪をひいてしまうので、雨と雪の日は駅頭はパスしています。
晴れの日にお会いしましょう。
さて、今日は教育について。しかも「英語力」。
文部科学省は全国の公立中・高校の英語力を調べた2015年度の英語教育実施状況調査の結果を公表しました。
●調査対象
公立中学校・中等教育学校(前期課程)
●調査手法
都道府県・指定都市教育委員会を通して調査を実施。
※中3生:英検3級程度以上または相当する力がある割合
今回は都道府県別の結果も公表し、中3は本県千葉県が最も高い52.1%、続いて秋田県48.6%、東京都47.9%でした。
高3の調査では群馬県の49.4%に次いで千葉県は45.5%で2位と高い水準となっています。
※高3生:英検準2級程度以上と設定
私は小学校からはアメリカで育っているために帰国後の日本の大学受験を目的とした英語の勉強が苦痛でした。
いわゆる「使える英語」を取り入れていかないと国が掲げる政策に結実することは困難であると考えます。
そもそもこの英語教育実施状況調査とは「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」、平成26年9月に「英語教育の在り方に関する有識者会議」の報告書が公表され、これらの提言等を踏まえた上で、英語教育の充実・改善を図るとともに、新たな英語教育の在り方を検討していくため実施したものです。
現地にいれば否が応でも英語を使わなければならない状況なので、自然と言語は身に付きますが、日本特有の人前に出ることへのためらいや日本語以外を人前で話すことに抵抗のある文化では机上のいわゆる文法や丸暗記の勉強に終始してしまい、受験が終われば忘れてしまうような外国語教育は非常にもったいないと感じています。
私は英検も結局は1級を受けることすらなく準1級までしか取得しませんでしたが、テストのための勉強よりも社会に出て外国の方々と楽しくコミュニケーションができることが大切なのではないかな、と思っています。
もちろん、本県がトップであることは英語力(むしろ外国語のコミュニケーション力)の向上を掲げる私としては非常にうれしいですが、数値目標を追い求めることよりも、学校でALTの更なる活用推進や外国の方々と異文化交流ができるような機会ももっと設けていくことも必要だと感じています。
水野 友貴 千葉県議会議員(無所属、我孫子市選出)
http://mizunoyuuki.com/
編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年4月5日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。