ALSになっても、家族にとって私はパパなのです!!

この4月で、娘は小学2年生、息子は年中さんになりました。最近は1日自宅にいることもしばしばありますが、ブログを書いている傍らで家族のいろいろな言動が感じられます。なかなか心地よい時間なのです。

仮面ライダーかジュウオウジャーか分かりませんが、1人戦いゴッコに興じて、ブレイクダンスのような不思議な踊りを続ける息子4歳。自分の小さい頃もこんな感じだったのかもと思いながら、やっぱり男はアホな生き物だと再認識します(笑)

7歳の娘は最近ピアノを習い始め、家でも練習していますが、その音色に癒されます。発表会で妻と娘が連弾をするらしく、2人で練習しています。その後ろ姿を見て、やっぱり女の子は可愛いなと思います(笑)

こういう何気ない日常の生活から、「ちゃんと生きて、子供達の成長を見届けたいなぁ。」と思います。動けなくても、ほとんどしゃべれなくても、家族は私のことを「パパ」と呼んでくれます。パパの役割を果たさないといけないですね。

また、家にいると、CDを聴くことがあります。80~90年代が主ですが、今の状態で聴くと全然違って聴こえる曲もあれば、昔に感情ごとタイムスリップする曲もあります。人生経験の中で、変わって来た価値観と変わらない価値観がある証拠かなと思います。音楽の前では丸裸にされてしまいます。

生きているということは、何かしら外界からインプットを受けることで、昨日とは違う自分になっていくことだと思います。ちゃんとインプットを見逃さない心持ちでいたいと思います。そして、私自身が誰かにインプットを与えられる存在でありたいと思います。

恩田聖敬

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この記事は、岐阜フットボールクラブ前社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年4月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。