アクセス集中の人気記事に必要な「2つの要素」

昨日「資産デザイン研究所メール」の登録者数を見ていたら、通常時の10倍以上になっているのに気が付きました。スパムメールなのかと不安に思って調べてみたら、ブログ記事がYahoo!ニュースに紹介(写真)されたことで、新規登録が殺到したことが原因だとわかりました。

内藤忍公式ブログの記事は、言論プラットフォームアゴラやBLOGOSといったサイトに記事提供しているのですが、アゴラは新田編集長に変わってからアクセス数が半年で倍増しており、注目度が高まっています。

たくさんの競合執筆者がいる中で、毎日ブログを書き、アクセスランキングで評価され、ということを続けていると、毎日筋トレしているうちに、気が付かない間に筋力が付くように文章を書き切る力が付いてきます。

ほとんどの記事は朝起きて、何を書くか考えて直接ブログの作成画面に打ち込んでいくのですが、書くことが何も無くてもとにかく向かって書いていくうちに、自分の考えていることが文章という形にまとまっていくのが習慣化してきました。毎日それが評価されていくのは、とても良いトレーニングになっています。

フェイスブックの「いいね!」の数やアゴラのアクセス数といったブログの反応を見ていて思うことは、多くの人に読んでもらえる記事というのは、その時にテーマになっている旬な話題であることと、タイトルがキャッチーで読んでみたいと興味を惹くことの2つが重なると生まれるということです。

例えば、イギリスのEU離脱に関する文章は、2週間前ならともかく今書いてももう終わったテーマになっています。今は、参議院選挙、そしてこれからは都知事選挙に多くの人の関心が移ってきています。

私の専門は政治ではなく、経済や資産運用、そしてパーソナルブランディングや起業といったエリアです。政治にフォーカスが当たっている今、どうやって自分の専門分野で多くの人に読んでもらえる記事を書いていくか。それを考えるのも、また良い訓練になると思っています。

※毎週金曜日に配信している「資産デザイン研究所メール」。資産を守り増やすためのヒントから、具体的な投資のアイディア、そしてグルメな情報まで、メールアドレスを登録するだけで無料でお届けします。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年7月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。