アゴラ研究所(東京都渋谷区、代表取締役 池田信夫)は10月1日、出版企画会社「Jディスカヴァー」(東京都杉並区、代表取締役 城村典子)と提携し、商業出版を目指す著者志望者を対象にしたセミナー「アゴラ出版道場」を開講します。6月から、出版志望の初心者向けの講座を開催し、おかげさまで、いずれも満員御礼と好評いただきましたが(前回の開催報告はこちら)、今回の講座が「本格編」となります。
講座の目的
本スクールでは、プロフィール作成、出版テーマを決めた上で、出版企画書の完成と進みます。そして最終日には、出版社の編集者の前でオーデションをおこないます。 そして、編集者が注目した企画に手をあげてもらいます。 その後、社内の企画会議に上程し企画が無事に通過したら出版が決定する流れになります。 約1ヶ月で企画書を仕上げますのでハードで濃厚な講座になりますが、早い方であれば、1ヶ月程度で出版が決まる流れになります。
本道場は出版を約束する講座ではありませんが、高確率で著者を発掘することを目的とします。また、成績優秀者にはアゴラ執筆陣に加わるチャンスもございます。
「アゴラ出版道場」概要
<日時>2016年10月1日(土)15日(土)29日(土)11月12日(土)全4回
<場所>Katanaオフィス六本木セミナールーム(東京都港区六本木2-2-6 福吉町ビル2F)
<定員>20名(先着順受付、最低開催人数5人)
<受講料>21万6000円(税込)
※初級講座受講済みの方は優待価格で199,000円(税込)。
※分割払いでもお受けしております。(一般108,000円税込x2、初級継続優待99,500円税込x2)、2回目は10月末までにお支払ください。
※参考価格
・当社 21万6000円
(講座4回、出版+ネット記事のノウハウ、受講者全員オーディション参加)
・A社 39万円(講座6回、出版ノウハウのみ。選抜者のみオーディション)
・B社 70万円(講座6回、出版ノウハウのみ。選抜者のみオーディション)
<申し込み方法>リンク先の申し込みフォームにご入力の上、9月27日(火)正午までのご入金の順に受付けます。ただし締切日前に既に定員に達した場合は、申込受付できない場合もございます(エントリー後はできるだけ数日以内のご入金にご協力ください)。
講座終了後のフォロー 講座
終了後のフォローも万全です。別途ご案内いたします。
全員にチャンスがあります。
出版ネットワーク数十社に依頼をかけますので多くのチャンスが見出せます。
ビジネス書業界では、ひところ「書籍を出すことは個人の上場だ」という例え話もあったそうですが、決して大げさではありません。商業出版を実現することで、実際に活動の幅を大きく広げた新人著者は多数います。あなたの書籍が全国の書店の売り場に並べば、ビジネスをされている方は「広報ツール」として本業への追い風になるでしょう。新進気鋭のスペシャリストとして社会的に認知され、メディアからの取材や講演のオファーが舞い込む可能性も格段に増えるでしょう。
次の「論客」はあなたです。
タイムテーブル
第1回「通る企画書、通らない企画書」
編集者はあなたの企画書のどこを見るのか、座学と実践で学びます。
10月1日(土)午前10時〜18時
- オリエンテーション
- 出版業界の構造を知る
- 企画書作成実作業
※終了後、近くの居酒屋レストランで懇親会を予定(希望者のみ)。ご参加希望者は申し込みフォームにて出席のチェックボックスを入れていただき、講座当日の受付時にスタッフに懇親会費(5000円)をお渡しください。
第2日「著者としての自己分析を徹底!」
自分のセールスポイントを知らなければ面白い企画書はできません。徹底的に分析します。
10月15日(土)10時〜18時
- プロフィール作成の心構え
- 実際に出版となったプロフィール作成の事例紹介
- (特別講義)池田信夫・アゴラ研究所所長から「論客」を目指すみなさんへ
- 1000万PVのメディアにふさわしい記事の書き方
- プロフィール作成作業とグループワーク
※2日目は「宿題」があります。ここまで学んだことを踏まえ、自分のプロフィール、専門性を生かしたオピニオン記事(2000字程度)を執筆。3日目の開講1週間前までにアゴラ編集部に提出してください。
第3日「著者としてのポジショニング戦略」
類似の著者やテーマとの差別化も出版デビューのポイント。「売れる著者」を目指します。
10月29日(土)10〜18時
- 宿題の記事の講評ならびにアゴラ掲載採用作品の発表
- 前回まで企画書とプロフィールのブラッシュアップ作業(グループワーク、個別アドバイスを通じて午後はみっちり作業を行い、最終日に備えます)
※3日目の「宿題」は、上記企画書とプロフィールを最終日開講の1週間前までに提出いただきます。
最終日「目指せ論客!オーディション」
いよいよ勝負どころです。ここまでの学んだことの集大成をぶつけます。
11月12日(土)14〜18時
- 参加者全員による企画のプレゼンテーション
- 審査員は本講座講師、現役編集者、出版コンサルタントら出版業界関係者が務めます。
- 全員発表後に講評、オーディション結果発表
- 懇親会
※カリキュラム内容は一部変更する場合があります。ご了承ください。
<講師プロフィール>
書籍編集者、株式会社Jディスカヴァー代表取締役、青山学院大学非常勤講師
角川学芸出版時代にはビジネス・自己啓発レーベル〈フォレスタ〉シリーズの創設に携わるなど、出版事業での業務歴は20年。2014年、株式会社Jディスカヴァーを設立し、出版セミナー、勉強会などの著者育成事業を本格的にスタート。15年学研アクセラレーター(ベンチャー企業支援プログラム)において「著者育成事業」が評価され、優秀賞を受賞。16年5月から学研とのコラボ出版セミナーを開催中。最近手がけた書籍は、『過去は自由に変えられる!マジックミラーの法則』(佐藤康行)、『なぜ、賢いお金持ちに「デブ」はいないのか?』(田口智隆、7月刊)、『「俺のイタリアン」を生んだ男 「異能の起業家」坂本孝の経営哲学』(尾崎弘之)など多数。
読売新聞記者(運動部、社会部等)、PR会社を経て2013年独立。大手から中小企業、政党、政治家の広報PRプロジェクトに参画。執筆活動も行い、東洋経済オンライン、現代ビジネス、アゴラ等のネットメディアに寄稿。2015年秋、アゴラ編集長に就任。著書に自らの独立体験を元にネット時代の若者のキャリア戦略・情報収集術を説いた「ネットで人生棒に振りかけた!」(アスペクト)。
代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業等の役員を経て現職。著書に『ドロのかぶり方』(マイナビ)、『キーパーソンを味方につける技術』(ダイヤモンド社)など多数上梓するなど、出版業界に精通している。
◇
1953年生まれ。東大経済学部を卒業後、NHK入社。 93年に退職後、国際大学GLOCOM教授、経済産業研究所上席研究員などを経て、現在は株式会社アゴラ研究所所長 SBI大学院大学客員教授 青山学院大学非常勤講師 学術博士(慶應義塾大学)。 主な著書に10万部を超えるベストセラー『日本人のためのピケティ入門』、『希望を捨てる勇気』、『アベノミクスの幻想』などがある。言論サイト「アゴラ」主宰。※池田は2日目の登壇になります。
運営ポリシー
- アゴラ出版道場は、他の出版スクールと一線を画します。900万ページビューを誇る日本のネット論壇を代表するメディアとして、社会的責任・影響力を備えた書き手を本気で目指す方を育成し、そのビジョンに賛同する方に参加いただきたいと考えております。
- 受講者の自主性を育みたいという主催者の思いから講義は、講師からの情報の提示と、グループワークを中心に行います。
- カリキュラムや、最低限の資料や、進め方のルールはありますが、分厚い資料やマニュアル、美味しいお弁当やコーヒー類のご用意はありません。
- 一方、質問は大歓迎、仲間たちとも交流し次世代を担う論客となっていただくべく、この場を大いに活用ください。
- 講座を修了すれば、そのときには驚くほどの実力が付いていることに気がつくはずです。
- キャンセルポリシーが設定されていますので、申し込みフォームでご確認ください。
- お問い合わせはアゴラ研究所代表メールまで。