地域でのゴミ拾いをやっております
住んでいる中野区で、グリーンバード中野チームを仲間と立ち上げて、ゴミ拾い活動を始めてから、4年以上たち、ゴミ拾いの回数が100回を超えた。
正確にいえば、ゴミ拾いを口実に色んな人と出会って、あれやこれや話し合うこと。
あるいは、「おれ、いい事したな!」と思いながら、活動後のビールを楽しむ事だったりするわけだが・・・
グリーンバードは全国、さらには海外にも多くのチームがあって、各チームユニークな熱い活動をしている。
グリーンバードHPより |
勢いのあるチームの努力や試行錯誤に比べれば、中野チームなんてほとんど、参加者を集める努力や企画を打ったりはしていないのだが、色んなご縁で地域の団体や個人や行政ともつながってきている。
中野チーム運営メンバーの会議風景・・・ |
地域の色々な職を受けております
「地活(地域デビュー活動)」を退職者に広げる必要性
若者へ広げるのと違うアプローチ
もちろん、若い世代もこのような活動に加わり、多世代での交流なんかにもつながればいいんだけど、それはまた違うアプローチ。
日中仕事がある方の関わり方と、日中の時間をどう使おうかと考えている方ではやはりニーズは全く違う。
もちろん、自分たちのグリーンバード(ゴミ拾い)みたいに、その時間にとりあえず来てもらいさえすればでき、どんな人でも関われるものもあるだろうけど、「地域福祉の担い手」なんてところまではもちろん行っていない。
事業型NPOの運営者としてのジレンマ
ほんとに吹けば飛ぶような規模だが事業型NPOの経営者として。つまりはNPO活動収入で生計を立てているものとしてみれば、上記のような非事業型の地域の団体などとは構造などが全く違うという面もある。
行政や色んな財団の補助金などにいまだに「人件費には使えません」といった注意書きのあるものも多くあり、このような募集を見ると「なんだかな~」と思う側面もあったりする。
さらにいえば、それなりに規模の大きい企業から、無償で講演やワークショップ実施の依頼なんかを受けることもあるわけで・・・
なかなか事業型のNPOというものへの理解が進まんなと。
だからといって、地域でのいろんな団体や、退職された方の収入を目的としていない上記のような団体があったほうがいいのは間違いない。
「非営利活動団体」といっても色んな規模や組織体制や目的などがあることをしっかりと発信していかなければいかんなと。
とりあえずもうすこし色々と知ってみます
せっかくなので、もう少し色々と知ってみます。
事業型NPOの自分からすると、収入を目的にしていないのにかなりの熱量と時間をかけて活動をしている人がすごい興味深いわけだし。
「そもそも会議は夜か土日にやれば!?」という考えにも賛同するわけだけど、昼の会議の必要性もあるわけだろうし。
とりあえず、もう少し色々と知ってみます。
1つの地域の中で根を張っていけることの大事さと楽しさはよく知っているので。
ちなみに、次回のグリーンバード中野チームのゴミ拾い実施は9月20日(火)19時~20時
第1火曜 朝7:00~
第3火曜 19:00~
第4日曜 10:00~
の3回を毎月やっています!
※集合場所 中野駅北口 ロータリー
”地活”したいかたはぜひにお越しあれ!!
編集部より:この記事は、NPO法人YouthCreate代表、原田謙介氏のブログ 2016年9月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は原田氏のブログ『年中夢求 ハラケンのブログ』をご覧ください。