ALS患者のこだわり。講演には◯◯が必要です⁉️

私の講演に対するこだわり

10月、11月はおかげ様で人前で話す機会をたくさんいただき、なかなか忙しくしています。

ALSの私がどうやって講演するのでしょう?今日はその流れを書きたいと思います。

1.原稿作成
私のパートです。基本話し言葉で、iPadで作成します。よく使う単語は辞書登録して、少しでもスピードを上げています。例えば「え」と一文字入力すると、変換候補にALSやFC岐阜が出るようになっています。非常に便利な機能です。原稿ができたら、秘書の出番です。

2.パワポ作成
私が作ったテキスト原稿を、パワーポイントに貼り付けて、必要に応じて画像やアニメーションを駆使して仕上げていきます。

3.音声ファイル作成
私は、テキストを入力すると在りし日の私の声で読み上げてくれる、音声合成ソフトを使っています。秘書がこのソフトを使い、原稿を音声ファイルに変換して、パワポに埋め込んでいきます。

音声ファイルのサンプル↓
https://ondasatoshi.com/voice/
私のホームページです。

4.確認と修正
秘書が作ったパワポを確認して、必要に応じて修正を入れて完成です。

こんな風に資料ができますが、その中にこだわりを入れます。

今まで色々な相手に対して講演してきましたが、私がこだわっているのは、必ず「笑ってもらえる内容」を入れることです。車椅子で喋れない私の姿を見たら、どうしても聞き手は構えてしまいます。笑いは聞き手との距離を縮めるための手段です。距離があると、本当に伝えたいことが心に届かないと思うのです。

小学生、中学生、女子大生、医療関係者、聞き手によってそれぞれ笑いのつぼが違うので、毎回ネタを繰るのが大変です。もちろんスベることもあります(笑)くじけず、まんまる笑店の名にかけて頑張ります!

講演にいらっしゃるみなさん、おかしくなくても笑ってください!

それで私もみなさんも救われます(笑)

恩田聖敬

連絡 onda0510@icloud.com
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株式会社まんまる笑店 会社概要↓
https://ondasatoshi.com/company/

ブログ:創業への思い
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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年10月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。