議員在任中の指摘・提言が現実のものに…

松田 公太

ブログの更新は9月30日以来。
気が付けば、10月には一度もアップをしなかったのですね。

最近は他県に視察に出かけたり、友人の舞台を鑑賞したり、他国からの起業家と意見交換したり、新規事業の打ち合わせをしたり、社外役員として活動したり、自社の店長会議に顔を出したり、大学や団体の勉強会で講演したり、雑誌や新聞の取材を受けたり、TVに出演したり・・・。
議員を辞めて3カ月。お陰様で自由を満喫させて頂いています(笑)

政治の話からは少し距離を置くようにしていますが、ニュース系の番組出演や、新聞の取材を受けるときは、なるべく1日前ぐらいのニュースはチェックをするようにしています(汗)

しかし、そんな時に限って、もんじゅ廃炉の話や、東電から原発を切り離す話や、福島の賠償金を新電力に負わせる話や、凍土壁が機能していない話や、金融政策が行き詰っている話や、改憲へ向けた憲法審査会の話や、TPPの話や、消費低迷の話や・・・とにかく、私が国会議員として重点的に取り組んできたことが新聞の一面にきていることが多く、「やっぱりか…」と複雑な気持ちになってしまいます。

例えば「もんじゅ廃炉へ 政府は新しい高速炉の開発を検討」と出ていると、「やはり、電力会社が核燃料サイクルから撤退することができなくするために、再処理等拠出金法を通したんだな。もんじゅは諦めなくてはならない状況だが、何としても計画を推進するために次の高速炉へ移行しようとしている。こういったことが見えていたから反対したのだが、これで益々なし崩し的になってしまう」とか、「東電の原発事業を分社化」と出ていると、「事故直後から提言してきた通りになってきた。

しかし、責任を明確化するために原発を一時的に国有化し、東電の法的整理をしないと、結局は国民負担による東電救済でしかない」とか、「福島賠償 新電力も負担」と出ていると「賠償・廃炉コストが示された当初から、試算の何倍にもなるはずだと訴えていたが、やはり正しかった。それを新電力にも負担させるとは、新規参入を阻止するものでしかない」とか、とにかく当時の私の指摘や提言の多くが現実のものとなっています。

政府がそれらを認めてこなかったことでどれだけの時間と国民の税金が無駄になったのか、それを思うと残念でなりません。(きっともうすぐ凍土壁についても撤退を表明し、私がかねてから提案してきたキャナル方式へ移行するのではないでしょうか)

いずれにせよ、今まで重点的に取り組んできたことには責任を感じていますので、これからも要所要所でチェックをしていきたいと思っています。

さて、雑誌の取材が2社、そして来週は地方での講演数件やYou Tube用の変わった取り組み等が入っています。11月7日の月曜日には二回目の出演となる「好きか嫌いか言う時間」(TBS 19:56~22:54)もOAされますので、お時間がある方は是非ご覧ください。

そして、本業の「新規事業立ち上げ」の方も幾つか同時進行で進めていますので、固まった際はまたブログでご紹介させて頂きます!

「2時間の生放送、ニュースザップ。この番組はスカパーに入っていない方でもご覧になれます」

「秋田国際教養大学大学の図書館」

「英語での講演です」


編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、前参議院議員の松田公太氏のオフィシャルブログ 2016年11月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。