家族や友達に紹介しても良いと思うものを投資家に提供する

投資にはリスクが付きものです。金融商品や不動産など様々な資産に投資をしてきましたが、大きな成功だけでなく、小さな失敗も繰り返しています。そ のような「人体実験」から抽出したエッセンスをセミナーやスタディツアーなどで投資家の皆さまに提供しています(写真はベトナムホーチミンの街並み)。

投資ですから自分と同じ方法なら絶対成功するとは言いません。しかし、リスクに見合うリターンが期待できる可能性が高いと思う投資対象を選び出し、投資を続けていれば最終的には大きな成果につながると思っています。

情報提供する時の基本的な考え方は「家族や友達に紹介しても良いと思うものを投資家に提供する」です。この考え方は、マネックス証券が創業期に実践していたことから強い影響を受けています。

人には薦めるけど自分や家族・友達はやらない、あるいは自分がやったことも無いのに批判だけする・・・どちらもあまり気持ちの良い関わり方ではありません。前者は粗悪なものを売り逃げするようなビジネスですし、後者は安全な場所から批判しているに過ぎないからです。

例えば、都心の中古ワンルームは、年金生活をしている私の家族や、アメリカで一緒に学んだ友人などにも紹介して購入してもらいました。実際に家賃を受け取って、毎月のインカム収入がもたらすメリットを実感し、良かったと感謝されました。具体的投資方法は不定期に開催されるセミナーで提供しています。

先週末に実施したスタディツアーでは、何と高校時代のクラスメイトがカリフォルニアから参加してくれました。彼の投資体験はこちらのブログにアップされていますが、片道17時間かけてサンフランシスコからホーチミンまで弾丸ツアー。2日間一緒に物件を視察しました。

ブログを読むとベトナムだけではなく、ロンドンやスリランカにも投資を決定しているようです。私の後を追って投資をしているようで、信頼されている ことがうれしいような、そして同時にとても大きなプレッシャーを感じるような複雑な心境。本当に良いと思うものを、しっかりと紹介しなければ、友達を裏切ってしまうことになります。ベトナムについても12月11日にセミナーを開催する予定です。

お金は人生の目標では無く手段です。人生を豊かで幸せに過ごせるために必要なお金を手に入れる方法を、これからも自分自身もリスクを取ってご紹介していくつもりです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行います が、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年11月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。